自然災害の際のペットとの同行避難はアリ、むしろ推奨されている

| コメント(0)


先日の口永良部島の噴火の際に、子猫をヘルメットに収めて非難する女子や、ヤギに先導される形で避難する人達の情景が映し出されたこともあり、改めて自然災害におけるペットなどとの同行避難に関する話が持ち上がっている。特に先の震災時には色々と議論を巻き起こした形になったけれど、ペットをどのような立ち位置として見るかによって判断が違ってくるので、結局は価値観ベースの話となるから、当然意見の相違が生じてしまう。

その意見の相違による対立をおさめるもっとも有効なスマートで手早い手立てが、公権力による定義。法律で、規則でこうなっているからと呈されれば、その主張には大きな裏付けが得られたことになる。

今回呈されたのは、直接PDFの該当ファイルへのリンクなので読みにくい部分があるけれど、環境省における「動物の愛護と適切な管理」という専門のページの一コンテンツ、【災害時におけるペットの救護対策ガイドライン】の内容の全部を包括したもの。ペット周りには他にも多種多様なパンフレットが作成されており、それは【パンフレット・報告書等】の一覧ページから取得できる。もちろん全部無料。

避難が必要となる災害が未来永劫絶対に起きないってことはありえないので、今後もやはり、同じように避難の際のペットの同伴に関する問題、論議は起きてくるのだろう。その時には今件が一つの指針となる。

またこの話が持ち上がった際に、現在ペットを飼っている人から、普段の備えに関する話も出ていたけれど、それも「(2)災害に備えた平常時の対策、体制の整備」の項目で詳しく記述されている。普段から用意しておくべき装備品の話とかもね。ペットが居る人は是非一読あれ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年6月 2日 07:57に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「死刑と無期懲役のはざまと、平均在所年数と」です。

次の記事は「「何を信じればいいのか」まずはネイバーまとめや知恵袋は一歩引いて読みましょう」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30