朝、9歳息子が、メロンパン(義母が買ってくれた)をレンジで温めたら美味しいと思うけど何分くらい?って聞いてきたので、現場を見もせず30秒くらいでいいんじゃないと答えたら、台所から悲鳴が聞こえてきた。
息子「生クリームドロドロに溶けた!!」
生クリーム入ったメロンパンかよ!!
— よく眠りたまに色々考える主婦 (@toppinpararin) 2015, 6月 3
→息子「お母さんなんで生クリーム温めたらダメって教えてくれなかったの!!」
私「メロンパンに普通生クリーム入ってないでしょ!!」
息子「普通クリーム入ってるよ!!」
私「昭和生まれの頭の中のメロンパンには生クリーム入ってないんだよ!!」
— よく眠りたまに色々考える主婦 (@toppinpararin) 2015, 6月 3
これは実際に統計を取っていないので本当に常識なのか否かまでは留保するとして、思い返して見れば確かに菓子パンコーナーに並べられたメロンパンでは、内部にクリームが入っているが少なからずある気はする。っていうかメロンパン自身は熱量が高すぎるのでリスキー。例の「メロンパンの皮」で流行が生じるまで、意図的には手にしてなかったよん。
で、今件では「メロンパンは内部の生地と外部のメロン的な黄色の生地の二つの要素で構成」という前提で考えている親と、「メロンパンは内部の生地の中に、さらに生クリームが入っている。皮はもちろんメロン的な」という子供の実状況との差異がもたらした、世代間ギャップによる悲劇。子供の方は、親が「メロンパンには生クリームが入っていて当然だ」と思っている、その上で電子レンジで温めればと教えてくれたと考えたので、それを実行。ところが親側は、メロンパンにクリームが入っているなどとは想定していない。結果としてこんなことが起きるのも仕方がない。
今件は単にメロンパンの内部のクリームがでろーんとなっただけで済んだけれど、このようなギャップって、人的ミスでは結構ありがちなんじゃないかなと思えてきた。同じキーワードに関してお互いがイメージしている内容に微妙なギャップがあり、そのギャップゆえにトラブルが生じてしまう。そしてトラブルが実体現化するまで、相手が自分とは違うものを想像しているとは夢にも思わない。なにしろ、語られている名称は変わらないのだから。今件ならば親が耳にしたのも、子供が問い合わせたのも、同じメロンパンには違いない。
メロンパン一つの悲劇(!?)ではあるが、色々と考えさせられる話ではある。
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