漫画描いていると「先生」なんて呼んでいただいたりするのですが、それは便宜上もしくは他に漫画家に適当な呼び方が無いから が理由だと思ってて、何故なら「先生」と呼ばれる人は間違って「お母さん」と呼ばれる経験があるはずなのです。ああいつの日か「お母さん」とミスキーした質問をされたい。
— 石川雅之 (@isk_ms) 2015, 6月 5
例)おかあさん!「仕事を円滑に進める為なら女の武器を使うことも覚えろ」と度々言われるのですが私の上司は正しいですか? → お母さんが思うにその上司はクソだわ。仕事にそれを持ち込んで上に上がれることはほぼ無いし、上司とはそういうことからあなたを守るべき立場なのよ。辞or殴ね☆
— 石川雅之 (@isk_ms) 2015, 6月 5
当方も小学生時代に一度か二度、言い間違いをしてしまい思いっきり恥をかいた記憶はあるのだけど。子供の限られた生活空間・環境の中で、認識や経験の多分が「目上の人=母親」として反復されているので、学校における先生に対してもその認識がつい出てしまうのだろう。まぁジョークとしては面白いけれど、実際にタイプしたテキストのやり取りで、先生と呼ぶ対象をお母さんと呼び間違うことは有り得ない。......んー。質問してくる相手が小学生なら、まだ可能性はゼロではないけれど。
これって、「子供の生活空間、社会認識の広い・狭い」とか「普段接している大人は母親であり父親ではない」ってことも透けて見えて来る(「お父さん」の呼び間違いは聞いたことが無い)ので、実は興味深い傾向だったりする。また、「お母さん」と呼び間違う事例はよく聞くけれど、「母上様」「かーちゃん」はあまり聞かない。あ、「かーちゃん」はあるかな? 母親がパートで忙しくて、姉がよく世話をしている世帯では「姉さん」「姉ちゃん」あたりとの呼び間違いなんてのもありそう。
またこの類の言い回しというか間違い、海外ではどうなんだろう。やはり似たように、先生をつい「Momma'am」と呼んでしまうことはあるんだろうな。
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