ちなみに。高齢者になると道路の無理な横断による事故が多発。あと、信号無視も多い。当事者へのアンケートデータは無いので確定は出来ませんが、若い時の状態と同じような速度で走れると錯覚しているのでしょうね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 7
先日の【子供の飛び出し事故の実情をグラフ化してみる】の記事を展開する際に用いた交通事故総合分析センターのデータ。有料部分には携帯電話利用事案の項目があって「このデータならもしかして『携帯電話を操作しながらの自動車や自転車の運転は事故リスクが高まる』という具体的なデータが得られるのでは」と思いながらも有料部分なので精査が出来ずもやもやしたり、解説部分がちょいと弱かったかな、第一当事者による飛び出し事故のすべてが保護者同伴の上でとは限らないから、飛び出し事案がこれだけ多いのだから子供は突拍子もない行動をしがちで、だからこそ保護者がそばにいてもブラウン運動的な動きをしがちだから、リードを云々ともうワンクッション解説を加えるべきだったとか。
で、そのデータの精査の差に気が付いたのが、高齢層の第一当事者による交通事故の内容における特異状況。飛び出しは流石に少ないんだけど、道路の無理な横断や信号無視がやたらと多い。これ、死亡事故に係わる警察庁のデータでも同じような結果が出ていたんだよね。さすがに該当資料ではその理由までは無かったけれど......。
@Fuwarin それと個人的な印象ですが、高齢者は道路を渡り始めると左右を見ずに前だけ向いて歩いている人が多いように思います。
— かずひろ (@kazuhiro_art) 2015, 6月 7
なるほど。子供と同じように最優先事項に対してリソースを多分の割合で割り振ってしまうので、リスク行為には目を向けなくなる、子供の飛び出しと同じ状況になるが、体力的な面で飛び出しが出来ないだけ、と考えると道理は通りますね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 7
元々何をするにも一定量のリソースは必要だれど、子供の場合は絶対量が少ないので、興味のあるものにどーんとリソースを振ってしまうと、他の注意事項にまで回らなくなり、飛び出しなどをしてしまう。それと同じようなことが高齢者にも起きているのでは、との考え。これは一理ある。
むしろ、昔のように動けないことを自覚しているからこそ、先を焦った無謀な横断をするのだと思うんです。 QT @Fuwarin: ちなみに。高齢者になると道路の無理な横断による事故が多発。あと、信号無視も多い。若い時の状態と同じような速度で走れると錯覚しているのでしょうね。
— てら~き(声:藤田淑子) (@terra3_Gn8) 2015, 6月 7
「論拠、俺」の類ですが、身体が衰えの自覚しだすと堪え性が落ち、数十m先の歩行者信号や歩道橋まで歩くのを拒みたくなるんです。 RT @Fuwarin: @terra3_Gn8 それは可能性としては有り得るかもしれませんが、なんだかおかしな話も。信号無視ならともかく、道路横断では......
— てら~き(声:藤田淑子) (@terra3_Gn8) 2015, 6月 7
いえ、子供の行動性向とは逆(真逆ではないですが)に、リスクはわかってるんですよ。故障部の苦痛や体力の問題で、健全ルートの途中で力尽きる不安に負けてしまう。こっちは交通弱者だから車は止まってくれるだろうと QT @Fuwarin: 子供の行動性向に似ていますね。
— てら~き(声:藤田淑子) (@terra3_Gn8) 2015, 6月 7
一方で、安全策を取ることで生じる余計なリソースの消費や面倒くささより、ショートカットしたことによるリスクの方がまだマシと考えてしまうとの指摘もある。つまり「危ないとは分かっているけど、面倒だし、危険なことがあっても自分は交通弱者だから相手が対応してくれるさ」というもの。これは当事者に確認してみないと、あるいは確認をしても深層心理部分での思惑である以上答えてくれない可能性は高いけど、十分ありうる。
先日も中堅層と高齢層の親子的な二人組が道を渡ろうとしていた際に、中堅層側が車の往来があり慎重に待っていたのに、高齢層側がすたすたと道を横断し始めた状況を見ただけに、納得も行く(当方は道の反対側にいた)。「え、あの距離まで車が来てるのに!?」という感じだったけど、結局車が減速して事なきを得た次第。
譲り合いとか、リスクの極限化とか歩行者優先って原則は分かるけど、人の好意に近い状況を盾にとり、それを前提に行動されると、色々とひずみが生じてきそうな気がしてならない。
@Fuwarin http://t.co/TF5k9lVUVJ ここの「最新の交通死亡事故発生概要」を見ていると、今回は少なめですが高齢者の絡む事故等がよく見られたりしますね。
— 島風 那智 (@nachi_shi) 2015, 6月 7
いくつかの県警ではこんな感じで概要を解説しているところもある。いくつか見渡すと、ああ、やっぱりね......というのもあったりする。もっと探せば統計的な論文も見つかるかな。
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