金融機関における情報漏えいと、セキュリティは人的対策が大切だなと思わせる話

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記事上では「従業員の関係者がその旨を」とありますが、実際には某アイドルグループの人物が来店した事と来店理由、さらにはその人物の住所を「ざっくりと」電話で教えてもらった事、それとは別の某俳優の免許証顔写真のコピーを取ってきた事とその俳優の本名らしき苗字もツイートしています(住所や写真そのものはツイートされていません)。


そのツイートは削除されましたが、スクリーンショットが取得されあちこちに拡散された次第です。内容の真偽について精査のすべが無く、一時は単なる出まかせとの話もありましたが、今回りそな銀行側から正式な謝罪があり、事実である事が判明しました。

ツイート本人は嬉しくてつい、とのレベルでしょうが、個人情報を取り扱う、しかも金融機関での出来事となれば冗談や出来心で済む話ではありません。同行全体の信用問題、情報管理の姿勢が問われる事案となります。同行の厳粛かつ適切な対応を望みたい所です。


......ということで、後は

先日の年金機構の話も実はこれに似ていて。要はシステムそのもののイレギュラーでは無く、それを扱う人間による問題の発生だったりする。年金のはミスで、今件は意図的な漏えいなのでいくぶん軸は違うけれど、人の成す業という点では変わりはない。

やはりシステムをしっかり構築するだけではだめで、それを取り扱う人そのものも技術とモラルを高める必要があるし、万一トラブルや不当行為が発生したらそれを最小限に留める仕組み、つまり通常では起きえない事態が生じた時に被害を最小限に留める仕組みも必要なんだろうな。

今件ならば...就業時間中のソーシャルメディア利用禁止、とかね。業務によっては必要不可欠なのでケースバイケースだけど、今件のような金融機関では必要性があるか否か。まぁ、窮屈になるのは違いないけれど。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月 9日 06:34に書いた記事です。

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