姫路第二発電所 蒸気タービンの不具合に伴う応急対策工事の実施について(関西電力) https://t.co/MjbFDujbIy 「本件により、今夏の姫路第二発電所の供給力は、7月で94万kW程度、8月で58万kW、9月で39万kW程度低下」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 10
2015 年度夏季の電力需給見通しを見直しました(経産省) "今夏の電力需給は当初の見通しより厳しくなり、引き続き予断を許さない状況が続いております" http://t.co/lGIP7NY7CD pic.twitter.com/Nt63dgrENB
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 10
先日【「今年も数値目標なし」...2015年夏の節電要請内容正式発表】でお伝えしたように、今夏はカントリーリスクやら電気代の高騰やらリソースの無駄遣いやら無理な発電所の稼働などの要素をのぞけば、電力融通をすることでかろうじて予備率3.0%を維持できそうだとの状況となった......が、先日関電管轄の発電所で大きなトラブルが発生し、修復には中期の時間がかかることが判明。さらにこれに連動する形で揚水電力も減退するので、かなりハードな状況に。
影響が大きいので夏の試算も変更されるんだろうなあ......と思って経産省のサイトを観てみたら案の定その通りの告知が成されていた。詳しくは表で確認すれば分かるけれど、西日本の他電力管轄からさらに電力融通を積み増して、なんとか関西電力管轄の予備率を3.0%にまで引き上げている。元々つなわたりだったのが、さらに綱が細くなった感じ。
「これでも足りてるからいいじゃん」「何で故障を許したんだ」「故障してもどうにかするのが企業の責務」とかいう意見は幸い、現時点で当方の目には留まっていないけれど、そろそろ反撃の無いインフラ目当てに石を投げ続けて自己満足に浸り、不特定多数の便益を削る行為には、それなりのペナルティが必要だとは思うのだけどな。
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