後読み .@v2nst さんの「派遣法改正案 民主党、「委員長に飛びかかるよう」文書で指示」をお気に入りにしました。 http://t.co/gvdEVgl5yu
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 13
言っておくが、民主党の派遣法案はデタラメだった。「派遣で3年働くと正社員になれる」という触れ込みだったが現実は3年働くとクビになったんだよ。今回の改正案に関しても「一生非正規で働かせるつもりか」と騒いでるが、非正規の8割は自分が希望してるんだよ。労働の自由をどう考えてるんだ。
— mollichane@チャネチャネするな (@mollichane) 2015, 6月 12
「派遣や非正規の待遇を改善しろ」という主張と、「派遣や非正規を正規雇用にしろ」とは似て非なるもの、というか、本質的な意味でまったく逆の主張に等しい。むしろ、非現実的なワガママといったほうがいい。
— 菊池雅志 (@MasashiKikuchi) 2015, 6月 12
上記にもある通り先日、それこそ民主主義の危機的な状況をしでかした事案まで確認された、派遣法改正案。色々とニュースは入っているんだけど、派遣法周りの解説は、本来その筋の専門職であるべき人たちが感情論に走っていたり、危機感を過剰に煽っていたり、まず否定ありきで解説しているので、読む気にならない、なれないのだよね。あれでは陰謀論と何ら変わりがない......というより、一部には陰謀論に等しい推定の積み重ねもある始末。
加えるなら、それらの「まず否定ありき」の解説には、かつて「派遣村」を大々的にアピールして、世論を煽動した、中立的な分析や解析ですら石つぶてを投げたり声高に恫喝して押さえつけたような、あの時と同じ香りが多分にする。
他方、一次ソースは読むのに難儀するのに加え、元々そちらの経歴が浅いので、費用対効果、というか時間を投入しても理解できる(他人に分かりやすく解説できるよう納得して習得できる)か否か定かでないので、現時点では改正法そのものには距離をおいている。でもどうもやはり、声高に反対している意見には対しては、胡散臭さは否めない。悪しき意味でのプロパガンダの雰囲気が強い。デジャブを覚える。上のような話もあるし。
なぜ非正規社員として働くのか? その理由を尋ねてみた(2015年)(最新) http://t.co/v9TgZ5kjwJ より 職の雇用形態についた主な理由(非正規職員・従業員) pic.twitter.com/XAg8PXSGAQ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 13
世代別に見た「なぜ非正規社員として働くのか、その理由」 http://t.co/W4onDBYMdV から。非正規社員における就労理由。労働力調査から。 pic.twitter.com/vPt0C0ugTl
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 13
世代別非正規職員・従業者率(役員を除いた雇用者数に対する比率) 正規・非正規就業者数の詳細をグラフ化してみる http://t.co/1nyvFn3cGh から pic.twitter.com/nbuGXkZ0tp
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 13
で、先ほど本家サイトで挙げた【派遣の男性4割強・女性の3割強は「正規が無いので仕方なく」...詳細就業形態別「なぜ非正規社員として働くのか? その理由を尋ねてみた」(2015年)(最新)】も合わせ、いくつか資料を再構築したり整理してみた。また、非正規問題そのものは、いくつかの法改正も一因ではあるけれど、その法改正がなぜなされたのかも精査する必要はあるし、さらにいえばその法改正云々とは別に、産業構造の変化、具体的には第一次・第二次から第三次・第四次(ソフトウェア産業や情報通信産業や技術開発など)への就業リソースのシフトも大きな要因。特に第三次産業は閑散期と繁盛期の差が大きく、非正規の労働需要も相応に大きなものとなるのだよね。
そもそも派遣社員は派遣社員のメリットがあるわけであり、それぞれの生き方に合わせて仕事を選んでいけばいいだけの話である。薄給だったり将来の見通しが立たないのはデフレ不況のせい。
— tadataru (@tadataru) 2015, 6月 13
この指摘でふと感じたんだけど。改正法の解釈周りはさておくとして(上にある通り自分では納得のいくような解説がなされているところが見つからない)、その周辺で連動する形で持ち上げられている話とか、法改正によってこうなっちゃうんだよ的な内容って、本来なら派遣だろうと正規だろうと「就労して相応の対価が得られるように」つまり「今の派遣では対価が少ないので多くして」との条件闘争にすべきなんだよね。でも見聞きしている限りでは、「派遣はダメ、正社員は良し」といった形で、派遣そのものを存在から否定して、派遣対正規、さらには非正規対正規といった階級闘争にすり替えられている。
まぁ、条件闘争よりも階級闘争の方が分かりやすいし煽りやすい。主張ツールとして使う側には便利なんだろうけどさ。
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