逆上がりは回転時に手を胸に引きつけて回転半径を縮小させる事によって生じた慣性モーメントを利用すれば簡単に回れるのだ、と小学生の自分に教えてあげたい。当時の先生は誰も教えてくれなかった。回れないのは根性が足りないからだ、と言われた。
— がぁさん(夏コミ 日曜 東 N-46a) (@umiushi256) 2015, 6月 14
@uenomemo フィギュアスケートの選手がくるくる回る時、手を伸ばしている状態から腕を胸にたたむと急速に回転スピードが速くなるあれです。回転している物体が小さくなれば回転しようとする力はより大きく働きます。体を引きつける腕の力が重要になってきますが...。
— がぁさん(夏コミ 日曜 東 N-46a) (@umiushi256) 2015, 6月 14
(手をスナップさせれば逆回転の浮力がつきボールの飛距離がのびるんだと教えてやりたかった...。気合いが足りないと云われたのう。)
— ご注文はベルガモットですか? (@bergamotflavor) 2015, 6月 14
各ツイートに係わるリプライにもある通り、万能な方法論ってわけではないのだけど、力学的に考えれば確かにそうした方がより楽になるという感のある、小学生などの運動でよくある話。逆上がりの胸引き付けってのは、そこそこ聞いたことがあるけれど、一般的な指導ではなされていないのかな? 当方は逆上がりや跳び箱が超苦手で、いつも残されて一人繰り返し練習させらせられていたので、当時の自分に耳打ちしたい気分。
前にも何度か言及したけれど、子供時代の生活社会って、環境が随分と狭いものとなるから、その場において自分が他人と比べて出来ないものがあるってのは、物凄いプレッシャーになるんだよね。耐えることに関する経験も浅いし。今はネットがあるから、その「狭い世界観」の認識も随分と変わっているかもしれないけれど。
今件は逆上がりやボール投げの話に限定されているけれど、小学生などで行われる基本的な運動には、このような「理屈で考えればもっとスマートに、スムーズにできる」テクニック......というか論理的解消法の類はあるはず。その部分をしっかりと先生などが教えてくれると、子供達の無意味な負担ってのももっと減るんじゃないかな。むしろ一度は普通にやらせて、そのあと各技法を教えて挑戦させ、理屈の大切さを実体験させるのも良いかもしれない。
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