コンビニでも一層健康配慮のお弁当が......!?

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株式会社ファミリーマートと、淑徳大学看護栄養学部の教授を務めるとともに、管理栄養士でもある桑原節子氏監修のもと開発した「肉じゃが弁当(カレー風味)」(本体:462円、税込:498円)と「サーモンフライ弁当」(本体:554円、税込:598円)を、2015年6月30日(火)から、関東地方(※)を中心としたファミリーマート店舗約4,800店で発売いたします。

このたび発売する「新潟コシヒカリ紅鮭弁当」には、甘みや粘りが特徴の新潟コシヒカリのご飯に、香ばしさや風味の良い"直火焼製法"で焼きあげた紅鮭、豊かなコクが特徴の「ヨード卵・光」の玉子焼、黒くツヤがあり味に深みのある瀬戸内産海苔、国産すり身原料のさつま揚げなどを盛りつけました。さらに、あたためた後に、別添えの鹿児島県枕崎産本枯れ節と国産だし醤油(化学調味料不使用)をかけていただくことで、かつお節の豊かな香りとだし醤油の旨みをお楽しみいただけます。

たまたま偶然ではあるのだけど、ローソンとファミリーマートで同じタイミングで、健康に多分に配慮したことをうたったお弁当の発売リリースが出たのでチェック。元々これに限らず大手コンビニでは昨今特に、健康志向を重視しており、リリースをわざわざ配信することこそないけれど、毎週のように新作でそれっぽいお弁当や惣菜を展開している。セブン-イレブンでは今週・来週の新商品が一覧で表示されるので、それを時々チェックしているのだけど、いかにも和風っぽい、昔ながらの、素材に気を使いましたよ的なオーラに満ちあふれている新商品が出たりする。

元々健康志向ってのは方向性の一つとして存在していて、相応の需要もあったんだけど、昨今ではその流れが一層強まっている感じなんだよね。しかもどことなく懐かしみを覚えるような食材が多い。やはり高齢者の食事需要を多分に意識しているような感は否めない。以前も触れたけど、歳を経ると料理を作ることが面倒になって、出来あいで済ませてしまうパターンが多くなるようで、それが食費の上昇にもつながっているような動きがある。コンビニ側でも恐らくは内部データで、その辺りの流れをつかんでいるんじゃないかな。

健康志向そのものは悪くは無い、むしろよいんだけど......。若年層向けのお弁当とかが減ってくると、それはそれで何だか物悲しいものもある。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月26日 05:55に書いた記事です。

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