アメリカでのトランス脂肪酸と日本の状況、改めて覚え書き

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先日【アメリカでトランス脂肪酸を2018年に全廃するという話】で触れた、アメリカでのトランス脂肪酸全廃と日本での動き。あの発表のあと、いくつかの公開記事で日本の状況をガラパゴス化だの利権がだの癒着がだのとバッシングのネタにする動きがあり、どうしたもんかなと思っていたけれど、やはり首を傾げる人は当方だけでないようで、いくつかの状況確認ができる資料が出てきたので、合わせて覚え書きとして。

以前の記事でも食文化や現状の含有量の上で、日本ではあえて改めて規制する必要は無いってのは理解できるはずなのだけどねえ。良いものはどんどん参考にすべきだけど、前提が違っているのに日本はダメだ海外万歳ってことで叩いて強要しようものなら、国語の教育もいらないし、流通通貨も米ドルでいいじゃんってことになる。


日本の現状を叩いている典型的な事例と、その叩き内容がおかしいとする指摘。叩いている材料が随分と昔のもので、現状には即していないとのこと。まぁ、データのアップデートをしていないのだろうな。作者自身もアブナイアブナイで稼いでいるようなスタンスの方のようだけど、この類の基本的なミスをしでかしてしまうと、これまでの類似の論調も足元が揺らいでしまう。......あー。ツイッターアカウントもあるんだな(@reraku)。なるほどね。


内閣府と農水省のトランス脂肪酸に係わる情報公開ページ。相応に対応はしているわけで、何も鼻ほじくりながら机の上に足を放り出してサボっているわけじゃない。

今後また似たような論調で、これを素材に日本の施策を叩く動きが出てくるだろうから、その時のもぐらたたき的な材料として今件は覚え書きしておこう。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月26日 08:02に書いた記事です。

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