とあるおっさんのVRMMO活動記 | アルファポリス - 電網浮遊都市 - http://t.co/RXNpA0ojME #アルファポリス
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 24
とあるおっさんのVRMMO活動記、第一話と最新話だけ読んでみたけれど、VRMMOというよりはむしろ初期から3D化する前の「ウルティマオンライン」の香りが非常に濃く出ている感じがとてもよろしいのではないかな、と。実物は写真などでしか見たことがないですが。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 24
先日届いたコミック版の「ゲート」最新刊の巻末広告にちらりと載っていた「とあるおっさんのVRMMO活動記」。タイトルの奇妙で心地よいアンバランスさ、内容の興味深さにちょいと関心を覚え、検索を経てウェブ掲載のコミック版を試読。単行本の第一巻が出ているようで、すでにその部分は掲載が終了され、現在は第一話と最新話のみの掲載。
内容としてはタイトルそのまんまで、おっさん(笑)がVRMMO......仮想現実を疑似体験できる端末で多人数同時参加型のロールプレイングゲームをするというもの。まぁ、ここまでならよくあるパターンなんだけど、そのプレイスタイルやらテーマとしてスポットライトが当てられているのが、生産部門。普通このタイプの作品っていうと、戦闘やら行政やら政治やらが主眼となるんだけど、生産ですよ、奥様って感じ。
しかもその内容も中途半端なものでなく、しっかりとゲームっぽいバランスを演出しつつ、しっかりとした描写で描かれており、白熱したシーンとかハイライト的なものは無いけれど、するすると読み通せる。設定に無理が無いんだよね。このタイプの作品は(「ゲート」同様)原作を読まない主義なので、今作も読むつもりはないけれど、雰囲気的には往年の多人数同時参加型MMORPGのアシェロンズコールやウルティマオンライン辺りの影響を無茶強く受けてる気がする。
ちょいと躊躇もしたけれど、マウスの予備を調達する必要もあったので、合わせてコミック第一巻も注文。週末には届くはずなので、楽しみでならない。経済とか生産業務とか数理関係をしっかりととらえた作品って、結構地味なものになりがちだけど、個人的には大好物なので、偶然とはいえ今件のような作品に出合えたのは正直嬉しいこと限りな次第。
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