連日「死にたい」一点張りのライターから巻物みたいなメールが届く。死にたい理由は仕事で2回しくじっただけだ。2敗しただけだ。計算は正しくすべきだ。暑いと思ったら風が少し気持ち良かった、1勝。ふと入った店が当たりだった、2勝。それを幸せにカウントしてかなかったらこの世は全員負け越しだ
— 燃え殻 (@Pirate_Radio_) 2015, 7月 25
ぶっちゃけると仕事でへまをしたこと自身を反省しなかったり無かったことにするのは問題ではあるのだけど、過度の負担を自分に与えて責めてしまったり、それが元で日常生活における他の行動まで足を引っ張ることになったのでは、失敗の連鎖が起きてしまう。気の持ちようって部分は結構大きい。2回も失敗したから、自分は失敗ばかり、負けてばかりだと数量的な、明らかに数字で確認できるもので把握してしまうと、プレッシャーがますます大きくなる。
その時には指摘の通り、単純化したのならば、良いことも単純化してカウントする。同じ基準の仕事に関してこれまで成功したと思うものを積み重ねていけば何点にもなるだろうし、仕事で無くても良かったことをどんどん足しても良い。いわゆるポジティブシンキングってやつだ。
この発想は昔流行った「YATTA!」って曲とよく似ている。
確かに普段からネガティブな発想に慣れてしまっていると、この類の気持ちの切り替えってのは結構難しい。その時には普段から「良かった探し」をしてみるのも一つの手立て。ほんの些細なことにでも気分の良いこと、ステキだなと思ったことをひたすらカウントしていく。一つ一つをメモする必要はなく、数を数えて行くだけでよい。一日の終わりにカウント数を再確認すれば、どれだけ自分の周りにハッピーがあふれている、再確認できるに違いない。
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