老兵は死なず、ただ消え行くのみ―Google、全プロダクトでGoogle+ユーザープロフィールの利用を中止へ | TechCrunch Japan
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— geek@akibablog (@akibablog) 2015, 7月 28
「一つのアカウントだけでGoogleのあらゆるサービスにアクセスできるのは大変便利だと多くのユーザーに好評だ。しかしGoogle+のプロフィールをあらゆるGoogleのプロダクトで使うのは理にかなっていないと考えるユーザーも多いことにわれわれは気づいた。」
昨年だか一昨年の某調査で「Facebookの次にGoogle+が普及している」ってデータが出てきて、あちこちからツッコミが入って精査し直したら、どうやら質問用紙で「検索エンジンとしてのGoogle」と勘違いした回答者が多数いたらしい的なオチがついたことでも知られている、Google+。Facebookやツイッターの盛況ぶりを見て、Googleでもソーシャルメディア的なものを創って、他のサービスと連動させたら超便利じゃん? 的なものと、ネット界隈のサービスを一気に牛耳れるかもといった思惑が見え隠れ。要は、Googleの他サービス利用者もGoogle+に呼び込めるというそろばん勘定があったのかも。
ただGoogleって実名などのプライベートデータで利用せざるを得ないものも結構あり、それらと匿名の利用サービスが連動されたら、色々とまずいよね、面倒くさいことになるよねっていう指摘はかなりあり、頑なに連動性を拒否する日々が続いたって人は当方だけではないはず。YouTubeの投稿アカウントなどが良い例だよね。さらにはGoogle+を使ってサイトと連動させないと、そのサイトの検索評価が下がるのでは、的な憶測すらあった。
で、話によるとあまりにも反発が多いので、Google+の他サービスとの連動はざくざくと切り、ソーシャルメディアの機能に特化していくとのこと。さらにそのソーシャルメディアの機能自身も縮小傾向にあるという。まぁ、mixiとFacebookとツイッターがあれば、あとは画像投稿としてインスタグラムぐらいで、物事は充足してしまうので、Google+をする必然性はさらに減る。仕方ないっていえばそれまでだけど。
Googleもあちこち種をまくことは大切だけれど、まずはじめは検索エンジン自身の精度アップにリソースをもっと投入すべきではないのかな。
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