イートインスペースの設置を加速させてまいります!~より快適な店舗空間づくりを目指して~(ファミリーマート) http://t.co/BQGfeoaz0O pic.twitter.com/I1uVSNvJSp
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 6月 30
イートインコーナーってのは店舗内に設けられた食事用のスペース。ファストフードでは当たり前の設備だけど、コンビニでは基本的にお店で買って外で食べ歩き、あるいは仕事場や自宅で食するとの前提だったので、カウンター商材が本格展開されていなかった頃はミニストップぐらいしか常設されていなかった。
ところがフライヤー系惣菜やらコーヒーやらドーナツやらと、食生活を支える商材がボンガボンガと展開し、イートインコーナーの必要性が高まってくる。集客効果が期待できる雑誌の効力が薄れてきたので、その代替の意味もある。外から見える場所で座っているのが確認できれば、ああお客がいるんだなってのが認識可能だからね。
中には店舗内スペースが無くて店舗の外に、オシャレなカフェみたいな感じで食する場を提供する店もあるけれど(この場合はイートアウトコーナーっていうのかな?)、いつの間にかローソンもセブン-イレブンもファミリーマートも、次々にイートインコーナーを作るようになってきた。
今回の発表では、ファミリーマートではすでに3000店舗ほどにイートインコーナーを設置、今後はさらに展開を進めると共に、イートインスペースを2階に設けた複数階店舗の展開や、イートインスペースでの利用を考えた商品やサービスの開発も進めていくとのこと。
リリースにある通り今件ではコミュニティスペースとしての位置づけも期待しているのだそうな。喫茶店やファミリーレストランの需要もごっそりいただこうというコンセプトなのかもしれない。だったら最初からファミレスとコンビニを一体化しちゃえばいいんでは、と思うのは素人考えかな。
ともあれ今後、コンビニはさらに色々と進化を遂げていくことに違いはあるまい。
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