国民生活基礎調査と国民生活意識の「生活が苦しいの値が過去最高」と

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先日発表された「国民生活基礎調査の概況」。年一回の調査・結果発表ということもあり、【世帯平均人数は2.49人...平均世帯人員と世帯数推移をグラフ化してみる(2015年)(最新)】をはじめ、今後少しずつデータの更新・精査を行う予定ではあるのだけど、第一報が出てからいわゆる専門家を名乗る方々がトリクルダウンだの政権打倒だのと言いだしてドヤ顔をし始めているのが目に留まる。

で、これは指摘の通り、消費税率引き上げ直後の話であることに加え、具体的な数字による精査(卵の価格がいくらに上がった、世帯構成人数が何人になった)では無く、印象を語ってもらった統計値によるものなので、心理的な影響部分が大きい。まぁ、数字として大きくなるのは当然に違いなく。


......ということで、少しずつ精査を開始している次第。今回発表は簡易調査の年の分なので、分量はさほど多くはないと思うのだけど、上記のようにタイミング的には心理面での足の引っ張りが随分とあるんだろうな、という気はする。で、その辺については上記の通り、消費税率引上げに絡んだ状況の解説をする必要があるんだろう。

ただ、その結論に至ると、あちこちからバッシングが来るであろう事は必至なんだよねえ。どうも不条理っぽさがあって、色々と頭が痛い話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年7月 4日 06:39に書いた記事です。

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