タクシーで『領収書いらないです』と言ったら『いや!お姉さん、忘れ物してたらどうするの?領収書があれば電話できるでしょう?これからは必ず領収書を受け取りなさい。必要なければ捨てればいいんだから。あと...捨てる時におじさんのことちょっと思い出してね』と言われた。ほ、惚れてまうやろ!
— なつ (@pantu_natu) 2015, 7月 2
当方は医療費の関係と自己学習のために確定申告をしている事もあり、経費計上ができようができまいが自分で使ったお金に係わる領収書はすべて保管し、逐次データベースに入力している。だから領収書だろうがレシートだろうが捨てるってのはまず考えられないのだけど、あまりその辺を気にしていない人は、純粋に領収書のことを気にしていない、あるいは相手に手間をかけるのが申し訳ないとの想いなどから、領収書の発行を断る人もいるかもしれない。
ただ今件のタクシーの場合をはじめ、その場所でお金のやり取りをした記録を手元に残すことで、何か改めて連絡が必要な状況が生じた場合、糸をたどることが容易になる。仮に領収書を受け取らず、その後忘れ物を思い出して連絡をしようとしても、どのタクシー会社のどの車両に、さらには何時ごろ乗ったなど、どこまで覚えている? 当方には残念ながら記憶している自信は無い。似たような事例ではガソリンスタンドの給油とかもあるかな。
もちろん領収書を受け取っていなくても、タクシー会社に片っぱしから連絡を入れたり、警察に届け出をすることで、何とかなる場合もある。ただし確実に時間は余計にかかるし、面倒くさいことに違いは無い。たった一枚の紙切れで、もしもの時に随分と楽になるのなら、しかも受取は無料なのだから、受け取っておかない方が損をする。掛け金ゼロの保険みたいなものだ。
あとは......これはさらに想定しがたい話ではあるけど。万が一犯罪に巻き込まれる、疑いをかけられた時に、アリバイを証明する重要な証拠になるからね。
まぁ最後の「捨てる時に云々」ってのはちょいとばかりキザな話かもしれないけれど。
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