エアーシューター https://t.co/tcfUDkiEIj 階をまたいで物理的書類を高速に送る仕組み。SFの都市で出てくるエアチューブみたいなもの。別の記録では秋葉原のLAOXビル辺りで領収書周りの文面のやり取りに使われていたとの話もあります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 7月 5
先日別所で「もし現在に至るまでインターネットの技術が世の中になければ、今の仕事場はどのような状況だっただろうか」的なネタ話があり、そこで触れられていた技術・器材の一つがエアシューター。軍艦などの描写で見られる伝声菅の書類送付版みたいもの、あるいはSF漫画などで出てくるエアチューブのような交通機関の小型版的なもので、各階をまたぐ形でチューブが用意されており、そこに文章を入れた筒(卒業証書入れみたいなもの)を入れるとすぽんと筒ごと移動して別の階まで運ばれるというもの。
日本語では気送管と呼ばれており、圧縮空気や真空圧を用いているのだそうな。そして仕組みそのものは数百年前から存在する。......ってああ、軍艦でも使われていたのね。専用の会社もあって、そこには色々と詳しい説明がある(【エアーシューターの仕組み】)。似たような仕組みに「エアーキューブ」ってのもあるそうな。ただこちらは一般の場ではほとんど見受けられない。
当方も以前、秋葉原のLAOXビル辺りで領収書周りの文面のやり取りに使われていたとの話を見聞きしたことがあるのだけど、その資料がどこにあったのかがちょいと見つからない。残念。
1988年頃、名古屋大学中央図書館で実際に使っていた。Dialog への接続が、やっとこさ音声カプラーからモデムに変わった頃だ。RT @Fuwarin: エアーシューター http://t.co/sZTD11qVs7 階をまたいで物理的書類を高速に送る仕組み。
— ginga (@ginga_station) 2015, 7月 5
との話もあり、結構随所で使われていたみたいだ。
今ではネットやLAN技術の普及で必要性はほぼ皆無になってしまったけれど(要は物理的なものでなくデータとして必要な情報を送ればいいから。紙版が必要なら受け取ったデータを元にプリントアウトすれば良い)、このような技術が必要な場面もまだまだあるんだろうな。例えば物理的な物品でないとダメなケースとか......具体的にどのようなものかはちょっと想像ができないけれど。
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