民主"煽り"パンフ炎上 「いつかは徴兵制?」の実現性 http://t.co/glOP3ef6rz 整理された表を読むと「徴兵制とやらを望んでいるのはどちら?」という認識が。 pic.twitter.com/mjz4cV8WLo
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 7月 8
先日の【「徴兵制」をあおる党の印刷物と、それをとりまく顛末と】はその後、内容が良いからと枝野幹事長が太鼓判を押して拡大配布に至るという、斜め上的な展開となった。で、その点も合わせて色々と精査し直したり記事を読み直してみても、どうも現状の集団的自衛権の話と徴兵制の話がつながって来ない。上の表を見ても、いったいどちらが主張し、望んでいるんだろうという感じ。あるいは「お前らはこう思っているに違いないと自分達が考えたので、自分達はそれに反対する」的な、良くわからない構図と理解できる。
つまり主張をよく読むと「●×をやったから■△もやるに違いない」とする、思い込み以上の根拠はないのだよね。徴兵制云々には。それこそ「将来、宇宙戦艦を作るのでは」「ガンダムを実戦配備するのでは」と同程度の確からしさ。そして記事中にも指摘されているけれど、言葉としてインパクトが強くアピールがし易いので、あえて理屈的にはおかしくても「徴兵制」なる言葉を使って叩いているという、政治的なやり取り以前の問題であることが分かる。
加えて「私の孫の世代」との話も出て来るけれど、これもよく考えると変な話。それまでずっと今と同じ党が政権にいて同じ考えを持っている前提、設定での反対の声を荒げていることになる。無論その上で「■△に違いない」との思い込みが加わる。論理展開としては無茶苦茶でしかない。
思いっきりざっくばらんに例えると、「ノストラの大予言の解釈では1999年7の月に宇宙人が攻めて来るから、地球防衛軍を整備しなければならない。そのための予算を計上するべきだ」と大真面目に語り、訴え、「なぜ政府は地球防衛軍を組織しないんだ」と叩きツールに使っているのと同じなのだよね。まぁ、ちょいと話題に登った「UFOと遭遇したらどのような対処をするのか云々」的な、話ならまだいいんだけどねえ......。
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