沖縄の主要二紙、琉球新報と沖縄タイムスの販売数推移などを調べてみた

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昨今から色々な話を受けてスポットライトを浴び、その特異性がクローズアップされるようになった沖縄の主要二紙。その成り立ちとか背景とかを一度大きくどこかで取り上げてくれないかなあ、と思いつつ。新聞の販売数そのものが減退していることに違いは無いのだけど、この話題の二紙はどのような状況なのかなとのツッコミがあり、可能な範囲で調べた結果がこれ。大よそ10年前と、直近値との値の比較。大体4万部ほど減っている計算になる。


減少度合いを二紙のみでチェックしても「他の新聞も減ってるから特に問題は無い(いや、減っていること自体は問題なんだけど)」との話もあるだろうってことで、日本国内でもっとも売れている新聞である読売新聞の動向と合わせて確認した。まぁ、世帯普及率では沖縄二紙が大よそ13%ポイントの減で、読売は4%ポイント。部数そのものの減退率は沖縄二紙が2割ぐらいで読売新聞が7.7%。やはり減退度合いはやや大きめかな、という感はある。

他方、こんな感じのデータがもっと長期間に渡り、時系列的に、新聞社自身から展開されていないのは、不思議と言えば不思議。あれだけ報道の自由や情報公開を企業や政府、取材対象者に求めている新聞社が、自社の主力商品である新聞の「公称」ではなく実態としての発行部数の経年データを開示していないというのは、少々おかしな話な気がするのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2015年7月13日 06:24に書いた記事です。

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