先日の衆院平和安全法制特別委員会での「強行採決」と報道の切り口と

| コメント(0)


先日の衆院平和安全法制特別委員会での「強行採決」そのものについては、


これは当方も知らなくて、指摘を受けて調べてみたらその通りで、法律用語や議会上の規律的な用件・用語では無く、報道が作り上げた言い回しなのだそうな。「強行採決」とは(強制採決ではない)。Wikipediaや、そこからたどれる色々な資料を確認して、なるほど感を覚えさせられた。


で、すでに忘れている、忘れたことにしている人もいるだろうけど、数年前の「強行採決」の話。まぁ、「強行採決」の言葉の定義が上記の通りで、伝える側の意志が多分に働いているものだから、その中身をじっくりと精査してみる必要はあり、同じ意味・カテゴリとしての「強行採決」でカウントするのはどうだろうかという話もあるんだけど(68円の安売りカップ麺も、500円くらいの高級即席めんも、「インスタントラーメン」には違いない、的な)。

すでにいくつかの表もネット上に挙がっているけれど、まぁこんな感じ。報道が報道よりも主張・オピニオン的な意味合いが強くなっている状況の表れがここにも出ている。

手段の特権化が失われつつあり、既存手段による配信内容への検証も容易になるのも合わせ、「報道」って何だろうなあ、という感がさらに強くなる今日この頃。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年7月16日 08:13に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「不二家がサンリオとコラボして抹茶をアピールするようです」です。

次の記事は「陶磁器製のどんぶりが付いた「日清チキンラーメン&ふた付どんぶりセット」発売へ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30