リンガーハットの呼び出しベルが未来に到達していた

| コメント(0)


外食産業では結構有名なリンガーハットにも、こんな感じで萌えキャラがどーんとガイダンスをしていたという話。ネタにしてはよくできているのでフェイクとしては考えにくいし、ボーカロイドだかボイスロイドっぽいその見た目は、どこかで見た記憶があるんだけど......

株式会社AHS(東京都台東区、代表:尾形 友秀)は、株式会社ジオネクサス(東京都渋谷区、代表:武川 陽一)社製の次世代呼び出しベル『ベル フォーカス』の案内キャラクターに、『結月ゆかり』が就任、5月下旬より全国展開することをお知らせいたします。


ベル フォーカスは、ショッピングモールなどのフードコートやカフェでの飲食注文時、お店からお客様に手渡されます。手のひらサイズの端末にディスプレイがついており、注文料理が出来上がるまでの退屈な待ち時間に、様々な映像コンテンツを再生、視聴することができます。呼び出し時には結月ゆかりの動画と音声により、お客様への案内を行います。現在、フードコートなど様々な場所で「呼び出しのみ」の機能しかない端末が、ベル フォーカスにより楽しいものとなっていきます。


ということで実在した。残念ながら現時点では動画による投稿がまだ見つからず、具体的にどのような音声や仕草をしてくれるかまでは確認ができないのだけど、5月下旬から導入が開始されていることもあり、じきに話題が話題を呼び、投稿も増えて来るだろうという予感。

結月ゆかり嬢は描き下ろしによるもの。ガイダンスも単なる呼び出しだけでなく、さまざまな音声によるプロモーションが行われるとの話。今件では歌うのではなく、しゃべる方だからボイスロイドとしての活躍になるのかな。

待ち時間を有意義に楽しんでもらうとの発想は悪くない。むしろ良い。その場面でこんな感じに、未来を覚えさせるコンテンツを提供するってのは、ステキな話。妙に奇を狙ったわけでは無く、従来の案内などに今の技術を応用しただけだから、好き嫌いも少ないかなあ、という期待もある。

正直、こんな使い方もあったんだなぁ、という感心が多分にある。今後も色々な方面に進出していくんだろうな。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年7月21日 07:24に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「オモシロ話は得てしてパターン化される消耗型のコンテンツであることが分かる図式」です。

次の記事は「「運動」のための材料作りにしか見えない、朝日新聞の世論調査」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30