朝日新聞のアンケートの設問が印象操作ってレベルじゃねーぞって文章で呆れるを通り越してむしろ清々しい_(:3」∠)_ pic.twitter.com/uE3uP0ZOYE
— 三重県民(じゅうななさい) (@Mie_Kenmin_MK) 2015, 7月 19
よく紙面に載せたなこれ... QT @Mie_Kenmin_MK: 朝日新聞のアンケートの設問が印象操作ってレベルじゃねーぞって文章で呆れるを通り越してむしろ清々しい_(:3」∠)_ pic.twitter.com/1krWvnI4jR
— 各務原 夕 怒りのデスロード (@nekoguruma) 2015, 7月 20
先日ツイッター上のタイムラインに挙がってきた新聞の切り抜き部分。まぁこの類の場合、全体像が出てこないとコラージュなり昔のネタの再燃投下とか、別新聞のものの可能性もあるので、一歩引いて実態を検証しながら見ていかねばならないのは、基本中の基本。話の内容からみて数年前とかいう古いレベルではなさそうだし、コラージュにしては良くできてるな、という感はあるのだけど。
それに今件はあくまでも新聞に掲載されていた分、とするもの。設問自身はもう少し細かな事前設定などもあるかもしれない。そこで色々と調べてみた。
......のでそのまま原文を引っ張ってくる 世論調査―質問と回答〈7月18、19日実施〉(朝日新聞) http://t.co/Aq7mdDleDZ http://t.co/BT06CXix5S
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 7月 20
......実在した。しかもそのままだった。一応、アーカイブも探して取得したので、後で調べ直したら消えてしまったとかいうことも無し。
あまりにも誘導が酷く、「統計学の教科書に(悪しき事例として)載せるべき誘導的質問」には違いない。総務省統計局の統計に絡んだガイダンス的読み物の中に、サンプルとして推奨しても良いレベル。しかもこれ、クオリティペーパーを自称し、700万部を刷り上げる大手新聞社のやったこと。
こんな体たらくでは大手新聞社ですら、世論調査の信頼性がどん底まで失墜しかねない。まぁ、損なうであろう信頼は目に見えるものでは無いので、痛みは直接、すぐには覚えないだろうし、慣れてしまえば、それが良いことか否かの判断もマヒしてしまうのだろう。つまみ食いもばれなければ段々と大胆に、量も多くなるのと同じ。
一方で、このような手口が露呈されると、「これまでも同じような事、日常茶飯事的に行われてきたのでは?」との疑いを持たざるを得なくなってしまうのも事実。「今回はたまたまやってしまった」ではなく「今回はたまたま露呈してしまった」と思ってしまうのが人の常。かくしてこれまで少しずつ築き上げてきた信頼性の類が、音を立てて根底から崩れていくようになる。
一つ一つの問題は小さなことかもしれないけれど、それが続々明らかになってくると、「一部の特異な問題では無く、全体的にダメなんじゃないの?」という想いがこみあげてくる。先の吉田問題で反省しました、検証会も開きました、もうしないよう頑張ります的な話は、まったく意味がなかったことになる。明日以降に取り上げる話ではあるけれど「プロメテウスの罠」も良い例だよね、何も変わってないってことの。
以前、調査方法に関してちょいとばかり話題に登った、「その方法、へんじゃない?」とのツッコミに「運動だから良いんです」との返事をいただいたことがあった。
戦争立法反対行動でシール投票がオススメな理由
・意外と気軽に参加して下さる
・反対が多いことを可視化できる
・戦争立法反対をアピールできる
・無関心な人がまだまだ多いことがわかり、もっと頑張らなきゃと熱くなれる pic.twitter.com/mP7Vt9t3oA
— 大田区議会議員 奈須りえ (@nasurie) 2015, 7月 5
調査対象母集団が不作為抽出では無く、該当投票を行う場所へ足を運び興味を覚える人のみとなるので、このような結果になるのは当然の話。特定作品のアニメのサイトで「この作品は好きか」と聞くようなものです https://t.co/1J5G5maeEE
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 7月 7
運動ですから良いんです。 @Fuwarin 調査対象母集団が不作為抽出では無く、該当投票を行う場所へ足を運び興味を覚える人のみとなるので、このような結果になるのは当然の話。特定作品のアニメのサイトで「この作品は好きか」と聞くようなものです
— 大田区議会議員 奈須りえ (@nasurie) 2015, 7月 7
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