「よくわからない棒を回す作業」の訓練ができる子供向け遊具

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一瞬「面白い道具だな」と思ったのだけど、誤解釈的な(笑)解説を読んで、ああそんな見方もできるのかと感じた後は、もうこのおもちゃが謎の作業を繰り返すツールにしか見えなくなった件について。

でもこれって、単なるボケ的な思考って限りでも無い。トムソーヤの話の壁のペンキ塗りエピソードに代表されるように、単調な作業や大人がやっている仕事って、見方を変えると子供にとっては何だか良くわからないけれど魅力的な行動に見えてくる。特に小さな子供にとっては、自分の挙動が何らかの変化をもたらすことに、大きな喜びを感じるからね。ある意味、無我の境地にあるのかもしれない。雑念となる余計な知識もまだ少ないし。


発電機を内蔵させて電力を起こす云々はともかくとして(笑)、ブラウン運動のごとく走り回る子供の挙動を制御するのには、確かにこの「シャフトのごとき遊具」ってのは有効かもしれない。回転数がカウントされるとか位のギミックはあった方が面白い、かな?

似たような発想のアイテムは、結構他にも作れそうな気がする。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年7月22日 07:44に書いた記事です。

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