新たによく使われるかもしれない「ドローンのようなもの」

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東京の防衛省上空を飛行中に行方が分からなくなっていた小型の無人機、ドローンとみられる機体が、22日夜、見つかったということで、防衛省が確認を急いでいます。防衛省によりますと、22日午後1時すぎ、東京・新宿区の、防衛省の敷地内にあるグラウンドの上空を飛行していたドローンが風で北に流され、コントロールを失って行方が分からなくなりました。防衛省によりますと、このドローンとみられる機体が午後6時すぎ、発見されたということです。

要はドローンそのものでは無く、それを補足する機械を精査していたところ、そのターゲットとなるドローン自身がどこかにいってしまったという、ちょっとした笑い話的な顛末(まぁ、けが人も被害も無かったので笑い話で済んだけれど)。

今件でちょっと目に留まったのは、今では記事タイトルが「行方不明のドローンか」となっているけれど、当初は「「ドローンのようなもの」回収」と表記されていたこと。どこかで見たことあるような。そう、事件報道やドラマなどではよく目にする表記「バールのようなもの」と同じ。

この「●×のようなもの」って表記を使っているのは、報じている時点で具体的な対象名が分からない、特定はできないけれど、どうもそれっぽいものらしいとの意味でのもの。今件の場合も見た目や証言などでドローンらしいことまでは判断できているものの、それがドローンであるとの確証はまだ得られていないゆえの表現。対象物が特定されれば、「のようなもの」が外される次第。

今後はあるいは、この「ドローンのようなもの」という表記での報道も増えてくるのかな、と思ったりする。

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このページは、不破雷蔵が2015年7月23日 06:16に書いた記事です。

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