DVDやBlu-rayのソフトを沢山持っているので、棚を見た人に「立派なコレクションですね」と言われることがあるが、これは見たい作品を買っているうちに勝手に集まってしまったのであって、数を集めようという意図があったわけではない。だから私はコレクターではない、と思っているのだが、
— 三一十四四二三 (@31104423) 2015, 7月 24
外から見れば数を集める意図があって集まっているモノも、勝手に集まってしまったモノも同じだ。コレクターには拘りというものがあり、棚に並べる時も規則を守った整然としたものになるが、勝手に集まった場合は「家族の肖像」の横に「社長漫遊記」が逆さまに置かれていたりする。
そういう差がある。
— 三一十四四二三 (@31104423) 2015, 7月 24
意識的にコレクターを自覚しているわけではないのだけど、感性がくすぐられる形で好きなものを手に取っていたらいつのまにか似たようなものがずらりと並び、第三者からはコレクター扱いされてしまう。この感覚は誰もが一度ならずとも経験しているはず。それこそ子供の時のどんぐりや王冠集めあたりからかな。
初めにコレクションありきと、結果論的コレクションとの違いとして、中身が整然と規則性を保っているのか、あるいはばらばらになっているように見えるのかの違いがある。この視点は面白い。とはいえ、観たい作品が特定の共通点を持つものなら、ある程度の整然制は生じてくるけどね。続き物は飛ばさずに読みたいし。
私の知り合いに映画のパンフレットのコレクターがいた。一冊一冊をサランラップみたいなもので巻き、日の当たらない靴箱の中に保管してあった。もちろん他人に触らせないし、自分でも中を見ることはない。「ページをめくると痛む」からだ。私が「しかし靴箱の中だと、湿気が多いんじゃないですか?」
— 三一十四四二三 (@31104423) 2015, 7月 24
と心配すると「大丈夫大丈夫。靴箱が湿気るのは、靴が入っているからだ。パンフレットを保管している靴箱には、靴は一足も入ってないから、問題ない!」という。まさか靴が一足も入ってないとは思わなかったので、靴はどこに入れてあるのか?と問うと
「本棚だよ」
と答えた。
— 三一十四四二三 (@31104423) 2015, 7月 24
で、どちらサイドのコレクターかは分からないけれど、映画のパンフのコレクターの話。めくると痛むから開かないってのは相当なものだと思うけれど、靴箱の中に入れるってのは初めて聞いた。
しかし靴箱にパンフを入れて、靴は本棚に、とはね......フタが出来るタイプの本棚を調達した方が早い気はするのだけど(笑)
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