シュレディンガーの小窓問題

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「シュレディンガーの猫」とは量子力学周りの話ではよく出て来るもので、「人が観察して確認するまで、その実情は人にとって確定できないが、実際にはすでに確定されている事案じゃないか」的な話。見方を変えれば、人はそれを何らかの形で確認するまで、それが事実であるか否かを見定めることはできないというもの。

今件の場合、自宅に戻ってきて初めてチャックが開いていることに気が付いた。恐らくはズボンをはいた時点ですでに開いていたのだろうが、それを確認するすべはない。従って、外に出ていた時にチャックが開いていたのか否かなのは50%の確率であり、確定事項では無い、ということになる。

んなことあるかい(笑)

まぁ、歩いている最中にチャックが開く位のゆるいチャックなら、これまでにも何度か事例はあっただろうけれど、その報告がないってことは、外出時に着替えた際に閉め忘れたってのがオチだろう。さらに見方を変えれば、今件は自宅に戻ってからチャックのオープンに気が付き、外出時に「自分は恥ずかしい思いをしていたっぽい」ことに気が付いたわけだけれど、もし自宅に戻って室内服に着替えた後も、チャックが開いていなかったことに気が付かなかったらどうだろうか。外出時にずっとオープン・ザ・股間だったにも関わらず、自分のこっ恥ずかしい思いは無かったことになる。

これは例えば女性でもスカートのチャック部分とか、後ろの部分を服に巻き込んでいたりとか言った類で、似たような経験がある人もいる......はず。後で気が付いたとしても、当時の状況を修正するわけにもいかず、恥ずかしい思いだけが圧縮する形で去来することになる。

人には知らなかった方がよかったものもある、ということですね。

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このページは、不破雷蔵が2015年7月26日 07:16に書いた記事です。

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