エアコン我慢して熱中症で病院運ばれる人いるらしんですが、そういう時に我慢の理由として使われる「心頭滅却すれば火もまた涼し」。それ言ったと言われるお坊さんは寺に火つけられて焼死してますからね。
— 洋介犬@連載「外れたみんなの頭のネジ」 (@yohsuken) 2015, 7月 26
真夏のゆだるような暑さの中で、エアコンなどの冷房機器の使用を我慢する人がおり、その時に使われる理由が「心頭滅却すれば火もまた涼し」。要は気合いを入れれば火ですら涼しくなるいうじゃん、だから自分も気合いを入れて我慢したんだよ、みたいな。
でもその言葉、ひとり歩きしている感はあるのだけど、実際には焼打ちにあったお坊様のセリフだよという話。どこかで聞いたことがある逸話だけれど、その通りなら「心頭滅却すれば火もまた涼し」の言葉通りに従ったらぽっくり往ってしまいますがな。
"織田信忠の引渡し要求を拒否したが、その後に焼討ちにあい、一山の僧とともに焼死した。このとき「安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も亦た涼し」の辞世を残したといわれる" 快川紹喜 https://t.co/VLxw58lqJv
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 7月 26
調べてみたらその通りでした。しかも何と、焼き打ちされる際に用いた辞世の句だったとの話。それじゃますます使ったらダメじゃん、みたいな感じだ。熱中症で死ぬかもしれないので「心頭滅却すれば火もまた涼し」としたためました、のようなことになってしまう。やせ我慢にもほどがある。
やはりここは「心頭滅却しても火はやっぱアチチ」として、気合いを入れても暑いものは暑い。身体は嘘はつけないのだから、さっさと涼しくなるような手立てを採りましょう、とするべきだな。
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