ツイッター社のよくある質問にも書かれておりますが、各企業の公式アカウントの真偽を確かめるためには、その会社のホームページから当該アカウントのツイッターへリンクがされているかどうかをご確認くださいませ。
最近は、遊び気分の偽物アカウントを時々見かけますので、注意が必要ですよ。
— 阪急電鉄【公式】 (@hankyu_ex) 2015, 7月 27
ツイッターではアカウント取得そのもののハードルは低いため、ニセモノのアカウント、成りすまし的なアカウントが良く登場し、問題視される。昨今ではロシア系のグループ(?)が著名なイラストの描き手のダミーアカウントを山ほど作っているのが報告されたり、嫌がらせ的なニセモノアカウントが創られたり、スパム目的のものも多々存在する。中には企業や公的な職種の人の公式アカウントに成りすまし、イメージダウンを図る事案もある。
ツイッター側では本人確認をしたアカウントに「認証マーク」をつけて、真偽の精査材料を提供しているけれど、申請すれば必ずマークがもらえるわけでは無い。マークが無いものが全部ニセモノってわけでもない。
一番手っ取り早いのは、指摘の通り、別ルートでそのアカウントが公式であるか否かを確かめられる材料を見つけること。公式サイトからのリンクで、該当するツイッターアカウントが指定されていれば、それは本物に違いない。公式サイトまでニセモノの可能性はゼロではないけれど、そこまでの詐称をする手間をかけるか否かと考えれば、まずありえない。
ただ、企業の中には公式ツイッターアカウントを持っていても、それを公式サイト上に表記していないところもある。その場合は精査ができないから困り者。最低限のルールとして、表記をしてほしいものだけどね。
見方を変えると、作家や漫画家をはじめとした、自由業・自営業の人も、ツイッターやFacebookのようなソーシャルメディアで主活動をしている場合においても、何らかの形で自分のアカウントが正しいことを裏付けるように、公式サイトなりブログを持っておいた方がいい。面倒ならばペラ1枚で扉絵とざっとした紹介、そして「今は主にこちらで活動してます」的な感じでソーシャルメディアのアカウントのリンク。どこかの企業・出版社専属や出稿をしているのなら、その出版社における作品・著者紹介のところでもいいけれど。絵を描く人ならPixivなどにアカウントを創り、そのプロフィールからリンクを張ってもいいかな。
ともあれ、動かしようのないプラットフォームを持ち、そこから裏付けとなるリンクを張るってのは、とても大切な手法に違いは無い。
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