「いまだに口頭で発注」「著作権に触れるのはタブー」公取委が放送局の下請実態調査(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース http://t.co/d5UDzvDJAi コメント済み
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 7月 30
放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン(総務省)
http://t.co/q0CWDDv1UI
テレビ番組制作の取引に関する実態調査報告書(公正取引委員会)
http://t.co/TCG3k7PHJ6
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 7月 30
「明らかになった」とは記事にあるけれど、当方が知る限りでも【総務省、実在する具体的事例を挙げてテレビ局の「制作会社いじめ」を指摘・状況改善を要請】でも触れている通り、2009年に制作会社側からの直訴の形での問題提起が成され、それを受けて総務省側がテレビ局に対して実質的な指導をしているんだよね。内容的にはほぼ今回公取委が公開したものと同じで、まぁ、中には2009年のガイドライン設定を受けて状況の改善を推し量った個別ケースもあるんだろうけど、業界全体としては何ら進化も改善も反省もなされていないと見なして問題は無い。
今回公取委の開示資料の限りでは、6年前の問題に関して、放送事業者側が誠意ある対応を示し、状況の改善を進めていたとは言えない実情が明らかになりました。
一般企業や官公庁で同様の事案があれば、厳しい姿勢で糾弾を行う各放送局においては、同一の姿勢で自らを律する事を強く望まざるを得ません。
とは該当ニュースで当方がコメントした内容だけれど、同じような事態が他業界なり官公庁で露呈されれば、テレビの各報道は一週間ほど絶食した上でエサを見つけたライオンのような勢いで飛び付いてひたすらむさぼりつくような形でツッコミを入れるはず。同様の姿勢をテレビ自身にも行ってほしいものだ。
というか放送事業は許認可制なんだから、総務省自身が強制力のある指導、放送免許の停止、取り消しを行ってもよいと思うのだけどね。「どうせこちらがいくら狼藉を働いても、強い態度になど出るはずもない」となめた姿勢が、現状を生み出した一因ともいえるのだから。伝家の宝刀は抜かなければ意味はないのだね。ましてら6年前に同じことを指摘されて、事態が改善されていないとなれば......ねえ。
コメントする