パンター戦車やV1ロケット、88ミリ対空高射砲...ドイツで第二次大戦中の兵器が山ほど見つかったという話

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元記事が英語ですらなくドイツ語で、今なお日本国内での日本語による報道がほとんど見つからないので、色々と難儀してはいるのだけど。一次ソースも複数あるし大よその状況はつかめてきた事案。ドイツで戦後にイギリスの業者にスクラップとして売り払われる予定だった、第二次大戦中のドイツ軍兵器の残骸を買い取り、それを修復再構築して、地下の倉庫でコレクションしていた人がおり、その人が摘発されてため込んでいたコレクションが続々出て来たという話。


別口のニュース素材、恐らくこれは地元紙かな、を探してより詳細なレポートで確認したところ、パンター戦車(G型?)やら魚雷やらV1ロケットやら88ミリ対空高射砲まで確認されている。さすがにパンター戦車は履帯(キャタピラー)は無かったけれど、造型はまさにそのまま。

本文の翻訳が機械翻訳に任せるしかないので誤読リスクも多分にあるのだけど、容疑者(保有者)側の主張としては、すでに非武装無力化しているので違法では無いとのこと。銃身に鉛を詰めて文鎮化した的な発想でいいのかな。随分と大きな文鎮だけど(笑)。

もう少し詳しい情報が海外で配信されれば、日本でも伝えられるようになるはず。出てきた文鎮、もとい兵器のラインアップとか詳しく見てみたい気がするね。スクラップのを買い取ったとの前提があるのなら、終戦末期に登場した、あるいは残っていた大型の武装も色々と出てくるかもしれない。それも含め、続報が楽しみだ。

※翻訳ミス発見。「非武装化されているので問題は無い」ではなく、「武器規則条例違反により「非武装化」されてしまうとも読めるとのことです(との話も。まぁ、国内における正確な報道待ちですな。

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このページは、不破雷蔵が2015年7月 4日 07:47に書いた記事です。

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