①沖縄県の新聞事情最新版。沖縄タイムスと琉球新報の圧倒感は相変わらず。ただしこの二紙の部数は自社公称部数が含まれているので注意が必要。 pic.twitter.com/9uCa84e3GW
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 19
②世帯普及率。沖縄二紙は沖縄県人口で算出。読売新聞の全国ベースをも凌駕する世帯浸透状況。 pic.twitter.com/UQsTWvSS2q
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 19
③最後に沖縄県における前年同期比の部数変動。沖縄二紙は落ち、読売が伸び、朝日が落ちる。ただし沖縄二紙と朝日・日経以外は3ケタ部数なので数%の変動は誤差の領域。 pic.twitter.com/2Un0GE14mU
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 19
先日【全紙マイナス、朝日は4%強の下げ率で700万部割れ...新聞の販売部数などをグラフ化してみる(2015年前半期・半期分版)】で半年ベースによる大手全国紙の販売部数動向を精査したのに合わせ、沖縄の例の二紙をメインとした新聞状況について、色々とデータを再構築の上、精査した結果。まとめた上で本家で展開してもいいんだけど、ネタとしてはちょっと濃さの方向性が違うかなってこともあり、こちらで覚書的に展開。
状況としては大きな変化は無し。沖縄タイムスと琉球新報が圧倒的であることに違いは無いんだけど、どうもこの二紙の部数はいわゆる自社による公称部数っぽいんだよね。年ベースでしか部数が更新されていない。他の大手全国紙と比べて、正確さは正直、欠けるところがある。
まぁそれを差し引いても、両紙はちょっぴり部数を落とした感。それ以上に朝日新聞がガツンと落ちているのは要注目。全国規模で落ちてるからねえ。読売新聞は大きな上昇を示したけど、絶対部数がちんまりとしているので、誤差範囲。
タイムラグの生じない電子版の展開普及を促進するか、デジタルでデータを送って現地で印刷・配達するような仕組みを構築するしか、この異常な寡占状態を解消する方法はないんだろうな。沖縄タイムスと琉球新報両紙の現状までの設立プロセスを調べ直すと、まあ色々とアレがナニだし......。
コメントする