70年前のアメリカ市民における核兵器使用への認識

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米調査機関Pew Research Centerが先日公開した、他社の調査結果の抜粋。色々と精査したいネタではあるんだけど、リソースが不足しているので取り急ぎ覚え書きとして。

PRC自身ではなく、別調査機関が戦争直後の1945年9月にアメリカ市民に対し、核兵器(当時はまだ原子爆弾)を日本に対して使うか否かの決定権があった場合、どのような選択肢がベストだと思うかとの問いに対する結果。

44%は一度に一都市、23%は一時に複数を使って都市群を壊滅させろ、26%は人の居ない地域を攻撃、使うなは4%、分からないが2%。

まぁ当時は核兵器ってのはちょっと通常爆弾とは仕組みが違う、ムッチャ威力の大きい新型爆弾位の認識しかなかったし、アメリカ国民の対日感情も戦時中のプロパガンダで随分と悪い......というか人類で無いかのような扱いすら受けていたってのもあるので、このような結果となるのは当然かもしれない。

今は核兵器の実情なども十分周知されているので、まったく別の結果が出るのだろうけど、当時の一般国民ベースの認識を知る上では興味深い話には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月 7日 07:11に書いた記事です。

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