311の震災の時に日本は一番脆弱なのに中国や北朝鮮は攻めて来なかったのは、被災地に行かない残った自衛隊と米軍がフルパワーで日本を守っていたからだと思うけどね。米軍なんて空母を数隻回して牽制してたし
— Hound (@Hound_7) 2015, 7月 31
軍事的な習わしというか過去の事例からもある通り、敵性国家が何らかの形で危機に陥り従来の防衛力・組織力を発揮できないタイミングで攻め入ることにより、攻撃・征服確率を上げるというのは良くある話。ただ最近では情報の伝達スピードの高速化や、国際的協力関係の強化、軍の実働の柔軟性の問題もあり、昔のようなお手軽感は無くなっている。まぁ、軍の一部の暴走と称して部分的侵攻を行い、対応ができないような、いわば火事場泥棒的な話もあるけれど(「憲法第九条」施行と韓国による竹島不法制圧の件が好例)。
で、2011年3月の震災ではまさに国難的な状況で、しかも当時の統制機構が恐らく近世に入ってからでは最悪の状態にあったものだから、実際に指摘されているような話が起きるリスクはゼロでは無かった。全面侵攻はともかく、ね。ただ、その辺りは現場の人達も周辺親近諸国も理解しているようで。まぁ、空母そのもの(ロナルド・レーガン空母打撃群。米韓合同演習に向かっていた)はたまたま演習に来ていたのがってのもあるのだけど。他に強襲揚陸艦のエセックスやらも来ているし、米本国の陸軍部隊などからも増派を受けている。他の空母の行動はどうだったかな......これは後で調べる必要がありそうだ。
まぁ、ある意味、米機動部隊群が即時対応できる距離に居たってのは、非常に幸運だったことに違いは無い。
まぁ、あくまでも仮定の話で、空母いなくても攻めなかったかも知れないけど、なんと言うか牽制してたのを知っていたのか気になる
— Hound (@Hound_7) 2015, 7月 31
近海をアメリカの空母がうろつくだけで、何か仕掛けようとする国にとっては物凄く邪魔。空母1隻で小国の空軍力に匹敵する。台湾海峡でも中東でもそれは如実に判る。
— Hound (@Hound_7) 2015, 7月 31
311の話だと、前に横田基地のイベントで基地の人と話した時
「普段は『いつも飛行機無いのに無駄に土地使いやがって』と文句言われてたけど311の地震の時、羽田と成田だけでは各国の救援機受け入れ出来ないと急遽横田基地が受け入れ出来た時は嬉しかった。」と話してて(続く)
— Hound (@Hound_7) 2015, 7月 31
(続き)
「普段は確かに輸送機が少し停まっているだけだけど、あの時は基地を目一杯使って受け入れたよ。各国の色々な飛行機が集まり、24時間体制で維持したよ。でも今度は『夜の離発着が煩い』と付近の住民から来たので板挟みで辛かった」と言う話が印象的。
— Hound (@Hound_7) 2015, 7月 31
最後に横田基地の人の話で、「羽田と成田では全部の救援機受け入れ出来ない、横田基地は対応出来るか?大型機が多く大変だぞ」と言う問い合わせがあったようでそれに対して「何言ってる?ここは空軍の輸送基地だぞ、任せろ」はカッコいいと思った
— Hound (@Hound_7) 2015, 7月 31
震災からはまだ5年も経過していないのに、当時のドタバタ感があまりにもひどく、さらにデマやら妄言やらが雲霞のごとくわいてきて、その上当時の政府機関が極力記録を残すのを嫌う性質があったせいもあり、色々と状況を示す記録が失われている、意図的に無かったことにされている感は強い。特に米軍周りの動き(トモダチ作戦)とか、震災後半年ぐらいが経過するまでの周辺諸国の動きなんてのは、どこかで一度再整理、再評価をする必要があるんじゃないのかな。
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