最近再び失速し始めている原油価格動向のあれこれ

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本家サイトでは【原油先物(WTI)価格の推移をグラフ化してみる(2015年)(最新)】にあるように、大体一か月に一度の頻度で更新している原油価格の動向。直近となる7月20日付けでは「再び下げて来たな、需要が増してきたはずなのに、また下がってるとは......」という感はあった。また行動領域内の定点観測をしているガソリンスタンドでも、ガソリンの価格が再び落ち込みを見せており、なんだか違和感。

で、これが絶対に正しいってわけではないのだけど、状況把握のヒントになるかもしれないなという解説があったので覚え書き。


原油価格が下がれば、同じ分量を販売して利益が落ちる原油売りサイドは頭を抱える。まぁよい例がロシア。需要が減っているのは中国の経済減退が一因だけど、これ、見方を変えると、中国の経済状況そのものの低迷の指針の一つでもあるんだよね。国内生産量が増えてきたので輸入量が減っている......と考えるのは無理がある。


まぁ、原油先物がゼロ円になることはないので、底値の見極めはさほど難しい話ではないのかもしれない。とはいえ、どのあたりが底になるのか、じっと監視している人も多いのだろうな。日本にとっては短期間では幸運だろうけど、これを機会に色々と備えを拡充してほしいものだけれど。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月 8日 07:03に書いた記事です。

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