よく、割と大きめの会社に行くと「経費削減につき...」とかなのか受付カウンターが無残に電話のみになっておりますww。
が、この発想は「さすが、あのTKPさん!」と溜飲を下げてる次第です。
(お写真は河野社長の壁のものを拝借) pic.twitter.com/1OqmMa9Y37
— 加藤LENSMODE順彦ポール (@ykatou) 2015, 8月 5
昨今では方針も変わってきたのかもしれないけれど、確かに一時期はかなりの大手会社でも、よく漫画やドラマで描写されるような受け付け嬢などがおらずに電話のみが設置され、部局の内線番号が書かれているプレートが置いてあるって情景が見受けられる。オフィスビル系の会社では特にそうかな。
で、それも確かに合理的な手法には違いないのだけど、この発想は無かったわ的な感じで驚かされたのが、このTKPの受付&お店。TKPってのはホテル宴会場や貸会議室をはじめとしたレンタル事業などをはじめ、色々なビジネスのマネジメントをする会社。運用に係わる王様のアイディア的なところと表現すれば良いのかな。
そこの会社の窓口が、もう窓口ではなくて単なるお店。どこかで見たことあるような......って、これアレだよね。ファミレスのレジとか、キオスクと同じ。
受け付けに受け付け窓口のみをさせていたのでは時間の無駄になるかもしれない、少なくとも経費削減を推し進める側からはそのような判断を下される。だったら同じようなスタイルのビジネスを同時に兼任させればよい......という発想なのだろう。来場客がどこまで商品をその場で買うかは疑問符モードだけど、効率的な人材の活用との観点ではプラスに違いないし、自社や関連企業、取引先企業の商品をメインに取り扱えば、印象も良くなる。
すべての企業で同じようなスタイルが採れるわけではないけれど、柔軟な発想を意思決定レベルの人達が有し、それを体現化できる力量があるだけでも注目すべき話には違いなく、またそれを来社する人達に間接的にアピールできる仕組みは、やはりスゴイものではある。
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