「血圧の薬」「白い薬」「丸くて小さい粒」...
こんな説明する方は非常に多いですが、『医者にとっては無意味な説明』。
これ、ササニシキが欲しい時に「コメをくれ」「白い奴」「ジャポニカ」と説明するよなもんです(他のコメも該当しちゃうから情報として役立たない)。
薬は名前でメモしてね。
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 9
で、時々まだあるのが「医院で処方されてる名前の判らない薬貰ってます」。
さすがにこれは『全く同じものを確実に出す』のは無理。
医院で貰ってください。
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 9
「いつものお薬」がある人は、「お薬の名前・何mgのものか・1日何回何粒飲むか」の情報があると、ほぼ同じものを出す事が多くの場合可能。
で、こういう情報書いてあるのがお薬手帳なので、お出かけの際は持参を。
旅先で入院した場合にも手掛かりになるので。
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 9
何らかの事情で普段通っているのとは別の病院に足を運んだり、緊急事態の際に服用している薬を第三者に知らせる必要が生じたとき(旅行先で倒れた場合とかね)。あるいは......というかこれが一番かなというのが、新しい病症の治療検査のため、これまでとは別の病院への通院も始めるようになった時。現在服用している薬の名称が分からないってことは、よくある。というより、あの長ったらしいカタかなをすべて、分量まで覚えている人はどれだけいるかな。一種類や二種類ならまだしも。
結局一番なのは自分が使っているお薬手帳を該当者に見せること。ぶっちゃけるとパスポートみたいなもんなんだよね。お薬手帳ってさ。
「いつものおくすり」がある方:
・いつものお薬を貰うクリニック・医院で処方受けるのがベスト。
・休み中に足りなくなりそうなら、クリニック・医院がお休みに入る前に処方を出してもらおう。
・お出かけの際には、飲んでる薬一覧が判るものをご持参ください
こんなとこかなあ。
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 9
「お薬手帳そのものを持参したら旅先で無くしてしまうかも」って心配があるのなら、コピーを持参すれば良い。ちょいと面倒だけれど。欲しいのは、要は服用している薬の正しい情報。
@1uo @KGN_works @Yamashita238 @oresamamansei @___yama___
薬を写真に撮るより、「お薬手帳」や薬局でもらった説明書をそのまま持ってきてもらったほうがありがたいです。
医者は薬を画像で覚えているわけではないんでw
— dqndoc1019@夏こそ糖質制限 (@dqndoc1019) 2015, 8月 10
スマホが普及してきたこともあり、薬をスマホに撮っておけばええやん、という考え方もある。しかし薬の外見だけを見てもその薬の内容までは分からないことが多いし、服用量も不明。「写真を見て薬の内容が分からなければやぶ医者だ」とのツッコミをしている人もいるけれど、それは盛られたカレーを見てどこの店のカレーかが分からなければカレー屋失格だというのと同じ。薬の画像のデータベースはあれど、同じアングルで、同じサイズの写真を撮っているわけではないし、検証システムも無い。
そもそも論として写真を撮る手口があるのなら、お薬手帳そのものや処方せんを撮る(読めるように)という考えに頭を切り替えるべき。撮った本人はどの薬か分かっていても、写真を見せられた人は分からない。情報における基本中の基本ですな。
画像から薬検索する手間かけてられません。
素直に文字情報持ってきてください。
スマホ万能主義はほどほどに。
入れておくなら「文字情報」。
薬の写真ではなく、お薬手帳用のシールや薬の情報がプリントされた紙の写真を、文字が読める大きい画像で。
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 10
薬の名称で言ってもらわなきゃぁ、スマホで写真見せられても「だから何の薬なの」にしかなりませんよ。
お薬の名前と何mgのものか、何粒を何回飲んでるか、が重要です(写真要らないです)
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 10
あと、大画面のスマホならともかく、従来型携帯電話のカメラでは画像が小さくて読めない可能性も高い。素直にお薬手帳、あるいはそのコピーを持ち歩くのが一番楽で確実。
あと、「高齢者が処方されてるお薬は、市販のタイレノールのようにパッケージされてないよ」というのもご存じないらしいね。
一方化された白い粒がいっぱいある画像なんか撮影されてもねえ...
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 10
との指摘の通り、薬の名前が書かれたパッケージが使われているものばかりとは限らない。その場合、写真を見せられても分からんよ、で終わる。それこそサイダーをコップについだ状態で見せて、どのメーカーのサイダーかを当ててくれというようなもの。
...しかし先日の「利権だ」扱いと言い、今件の持ち運び周りといい、どうしてこうも、既存の便宜性の高いアイテムに対し、マイナス点を掘り起こしたり創生して、声高に騒ぐことを好む事案が後を絶たないんだろうな。社会に縛られるのがイヤ? その縛りの仕組みは、その多くが人々の経験や失敗談の積み重ねで構築された、最適化の結果なんだけどね。
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