「平均化の罠」を存分に利用して、国会などで民主党の山井議員や蓮舫議員他が「実質賃金は上がってないじゃないですか!賃上げ額より物価上昇額の方が大きいんですよ!国民は苦しんでるんですよ!」などとしたり顔で叫んでいるが、賃金労働者の総賃金額はアベノミクスで確実に上がっているのである。
— 須賀原洋行天国ニョーボ1巻8月28日発売 (@tebasakitoriri) 2015, 8月 14
ということは、失業率、数が減って収入ゼロだった人が収入を得られるようになった。と読んだらいいのかな?それは、好転ですね。 https://t.co/SzMmObSl4C
— 佐藤 will stop. (休みたい) (@tobetobetombe) 2015, 8月 14
そうです。なのに、実質賃金では個人単位で平均化されるので、パートや再雇用職、若い人の非正規雇用職などの給料の低い仕事が景気回復期にはまず増えることによる実質賃金の額の低下現象が起きますが、そこは隠して経済政策批判を野党はするわけです https://t.co/HCcLERK8UA
— 須賀原洋行天国ニョーボ1巻8月28日発売 (@tebasakitoriri) 2015, 8月 14
景気の話だが自分が仕事をまとめる約で考えるといいかも?。景気向上で最初に起きるのは仕事量の増加。安い仕事が増えたら最初はどうする?アルバイトなどでまずは人を増やそうとするでしょう?それが長期的に安定すると確信できるまでは正社員は増やさない。これが非正規雇用者ばかりがま増える理由
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 14
給料が上がるためには、会社が雇用者の取り合いをするような状況にならなければならないか、税金で持ってかれるくらいなら従業員の賃金にした方が有意義だと経営側が思う状況にならねばならない。前者は今の建築業者が当てはまります。国立競技場の予算増加原因で一躍有名になったケースですね。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 14
後者の要するに残業し放題、ボーナス出放題のケース。従業員歴ン年とかの人が景気回復を実感するためには、ここにたどり着かなければならない。だけどもし自分が業務をまとめる側として考えたとき、どれだけ売り上げ利益に余裕が出たら報酬増額に踏み切ろうとするだろうか?よく考えてみてほしい。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 14
以上から、景気回復の過程では労働人工は増えるけど、まずは単価のやすい労働者から増えるので、全労働者数で全給料を割った、一人当たりの労働報酬平均値(実質賃金)は下がって当然。それでも仕事につけない人が減る方がマシっしょ。というのが現状。景気『回復』と言ってる間はそんなものかと。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 14
以上を踏まえて、景気回復に関する街頭インタビューや野党の追及内容を聞いて見ると、なんとも稚拙にしか見えなくなりませんか? と、言うことでさっき連続RTしました。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 14
景況感、景気を示す経済的指標は直接、間接的に山ほどあるけれど、そもそもその言葉に使われている漢字からも分かる通り、多分に気分的なものがあり、絶対的指数で推し量るのは難しい。なんとなく、そんな感じが、それっぽい。
で、今件は以前にも何度か触れているけれど、全体的な経済の枠組みの中で生み出される対価は増えている。けど、今までゼロだった人が得られるようになったり、本来ならば退職して収入がゼロになる人が非正規として雇われるようになりつつあるので、平均化すると下がってしまう。まぁこの辺りは以前から何度か解説している通り。そして雇用の増加の流れも説明されている通りで、考える人自身が雇用主だったらどうするかを考えると分かりやすい。
あとは産業構造の変化(非正規比率が高くなる第三次産業の割合増加)とか、円高から円安へのシフトの最中だとかね(円安になるほど国内での生産が増える。それゆえに国内の雇用が増え、お金が回るようになる。輸出もし易くなる。中国人民元が元安を誘導しているのも、実のところ同じ仕組み)。
ところで庶民の景気回認識復指標としては友人が面白いことを話してて、『販売やサービス業でブラックで有名だった会社が業績悪化しはじめたら景気回復の証拠』だと(笑 景気回復の過程で最初に起きる消費向上への影響は数の増額でなく質の向上であり、それは激安品の利用減少として現れるから。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 14
少し余裕がでたら、自分へのご褒美を出す余裕が出てきて、全部ユニクロだったのが一着だけ違うものになったり、単価の高いサービスや商品を提供する店に行ったりするようになる。ただしご褒美レベルなので、購入回数(件数)は変わらない。そのため激安店舗の売り上げが落ちる。と、言うもの。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 15
当人たちは購入数を増やすまでは至ってないため景気回復に聞かれると実感がないと回答する。だか、その心理状態は消費行動には無意識に現れている。と言う理屈。私はなかなか的を得てるんじゃないかなあと思ってます。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 15
ちなみに私自信の庶民の景気回復指標は、駅張り広告看板に地元商店(サラ金除く)のものが増加したとき。です。首都圏の鉄道利用のひとは今度駅のホームから見える広告看板を気にしてみて下さい。あれです。
— 登坂(鳥坂) (@ttosaka) 2015, 8月 15
東京都練馬区としまえんまで車で1キロの渋滞。そして駐車場は満車 pic.twitter.com/4pnmAUXOFM
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 15
で、本題はむしろこちら。景況感の個人ベースで把握できる指標とか、逆に景況感の変化を感じ取れる個人レベルでの行動性向の変化とか。販売やサービス業で、ブラック的な話が色々と話題に登っていたところが業績の悪化をしはじめたら......ってのは、色々と複数、心当たりがある。指摘では購入商品の質の上昇との話があるけれど、加えて労働市場における需給関係の逆転とかね。
当方が本家サイトで追いかけている限りでも、アルバイト・パートの賃金は上がっているし、たばこの販売動向でも本数は減っているけれど販売金額は本数程は減っていない(=高級品を買う比率が高まっている)、小売食品系でもブラック云々と言われていたところとか、薄利多売品質二の次的なイメージが強いところは業績を悪化させていたりとか(同業他社で品質を高いまま維持していたところは業績も維持している)。某御三家でも廉価商品の大プッシュから、高単価商品へシフト云々ってのは、ここしばらくの間繰り返し言及している話。
あと、看板ってのも、実は指標として有効。これは随分前に、リーマンショック後だったか何かで銀座の看板ががらりとしてた時に記事にした記憶がある。本当に不況になると、看板そのものが空きばかりになるんだよね。まぁ、広告出稿先は他にも色々とあるし、その媒体自身の勢いもあるから、駅貼りなどをはじめとした一般広告以外、具体的には4マスとかインターネット広告では、そのメディア自身の盛況ぶりが多分に影響するので、景況感全体との連動性は薄いけれども。
当方としては指標の一つは、最後に挙げた「としまえん」の行列。行動領域内に同遊園地があることから、毎夏何となくその入園待ちの動向を見ているのだけど、確かに去年や今年は入園待ちの自動車の列が増えた気がする。
まぁ、絶対的かつ不偏的法則ってのは存在しないからね。色々と自分なりの方程式を見出し、それを組み合わせて自分自身の自信の支えにすれば良いかな、と。
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