コミケでタクシー特需が起きるとの話、将来は......

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先日開催されたコミックマーケット......に限らない話だけど、何らかのイベントが行われると、特にそのイベント終了後にその場所から帰路につく人のタクシー特需が発生する。開場時は相応にばらけるけど、終わる時はほぼ一斉に出ていくからね。ああ、行きの場合も場所が分からなかったり、時間の調整ができなくて少しでも早く会場にたどり着きたい人は、やはりタクシーの方が確実と考えるか。

また、その会場が交通機関の便が良ければよいものの、そうでない場合も多い。コミケの場合はそこそこ便利ではあるんだけど、荷物が多いからねえ。直近駅は死ぬほど混んでいるのは容易に想像できるし、しかも疲労度も高いので、やっぱりタクシーを使いたくなる。自宅まではさすがにアレだけど、ターミナル駅位までなら......。

というわけで、コミケ時にはタクシーの特需が発生するって話は多分に信ぴょう性がある。ただ、コミケ時にのみタクシーを増やすわけにはいかないので、当然都内、あるいは近辺のタクシーは希薄な状態になる。結果としていつもよりタクシーはつかまりにくくなる。ライバルが減るから、逆にすきをついて都内で転がせばとは確かに思うけれど、それでもコミケでの需要には勝てないという。まぁ、短時間に突発発生した特需ではあるし、数時間は確実に需要が見込めるから、複数回の客入りも期待できる。

この話を聞いてから思ったこととして。タクシーの特需発生ってのは、荷物の多さも一因だけど、満員電車などに揺られるだけの体力が残っているか否かってことも考えると、利用者の年齢なども関係してきそうな気がする。統計データを取得して精査しないとはっきりしたことはいえないけれど、今後コミケの利用者で年齢層が上がってくると、特に帰りの時間におけるタクシーの利用数は今後さらに増加していく気がする。

まぁ、人が集まって消費をするってことは、それだけでお金が周り、経済が活性化する。本人はもちろん、周辺の人もハッピーになれるのなら、それに越したことは無い。昔からのお祭りも、多分にその観点もあったんじゃないかな、というのが、今回のタクシー特需に係わるお話から思ったことではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月19日 07:45に書いた記事です。

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