【 #天津大爆発 武警の食事】こういう緊急時でも温かく栄養満点の食事がちゃんと提供されるあたりはさすが中国。大きな鶏のモモ肉?がメインのぶっかけ飯。それに水と果物がつくようです。 pic.twitter.com/SvfDtezUJK
— 黒色中国 (@bci_) 2015, 8月 17
今、『武警メシ』のツイートがたくさんRTされていますけど、中国に行くと大体何処にでもある「快餐?」(クワァイツァンティン=簡単なレストランみたいなの)に行くと同じようなのが食べられます。写真のセットは上海で食べたもので15元になります pic.twitter.com/PKIIWovB56
— 黒色中国 (@bci_) 2015, 8月 17
先日発生して多方面に多大な被害が生じている、中国の天津における大爆発事故。原因究明云々以前の問題で、現在も状況確認や現場の捜索、救助活動が続けられている。情報統制の部分もあり、分からない、はっきりしていない面も多いけれど、救助を行っている軍をはじめとした公的機関の人達の活躍ぶりは、多方面から伝えられている。
説明によると日本ならばけんちん汁付きの肉野菜定食みたいな感じかな、それがガッツリと提供されているとの話。ちなみに武警ってのは中国人民武装警察部隊のことで、アメリカならば州兵みたいな感じ。治安維持のための準軍組織。警察と国軍の中間みたいなところかな。
で、武警以外にも色々な方面で食事の提供がなされている。
【 #天津大爆発 被災民にボランティアのお弁当】あと、企業や個人などのボランティアでお弁当を避難民に提供しているそうです。こういう助け合いの姿が日本の報道で紹介されないのは残念ですね... @mogmogtakumi @moja_cos pic.twitter.com/Z6SGLsEbfi
— 黒色中国 (@bci_) 2015, 8月 17
【 #天津大爆発 避難所の様子】こちらは天津開発区第二小学校臨時群衆避難所。リンク先に他の写真もありますが、食べ物はこの1枚。パン等ですね http://t.co/AzcyrdmZrJ @mogmogtakumi @moja_cos pic.twitter.com/M9pYtG2xR6
— 黒色中国 (@bci_) 2015, 8月 17
今件では該当地域が壊滅的な被害を受けたけれど、自然災害の類と異なり、周辺地域は同じような影響は受けていない。身体に例えると、一部分で火傷をしたけれど、他の部分の免疫力が働いているので、該当部分をどうにかしようと色々とサポートしている感じ。
また、温かい食事に関しては、中国は他国と比べてさらに特別な意味があるとの説明も。
「中国軍は温かい食事を出さないと戦意喪失するので食事のコストが諸外国の軍よりずっと高い」とは昔からよく言われてた。戦闘中の洞窟でも小隊が餃子を包みまくってる写真が残ってたりするし。
— むへどるり@1日目東D32b (@muhedoruri) 2015, 8月 18
@muhedoruri @SagamiNoriaki 中国人は"冷や飯=罪人が食べるモノ"って事らしいからなぁ。だから余った御飯で炒飯とか、水餃子を翌日焼いて焼き餃子が発達した。日本の弁当も食うのに抵抗あるらしい。
— 暮維持 飛衛郎 (@crazypierrot_00) 2015, 8月 18
ただ日本軍は日本軍で白米を食べないと士気喪失するので陸軍はかなり苦労してた。
— 扶桑委員会@夏コミお疲れ様でした (@fussoo_moe) 2015, 8月 18
中国と日本では暖かい食べ物に対するこだわりがかなり違うというのもあると思う。豊富な水が無かった文化圏では、とにかく火を通す食品が好まれた。出先でも中国やインドの人は料理人を同行しどこでも温かいものを食べる。まあそれはそれとして、自衛隊にも温かい料理をというのには賛成。
— 田口たつみ (@tag_tatsumi) 2015, 8月 18
うちの親族の生徒で、中国から来た人は、最初おにぎりにすごい抵抗を示すそうだ。冷たいごはんって、理解できないらしい。すぐ慣れちゃうそうだけど。イギリスでバス団体旅行をしているインド(多分)の人たちが、駐車場にコンロを置きカレーを立ち食いしていたのを見たこともある。
— 田口たつみ (@tag_tatsumi) 2015, 8月 18
食品を加熱して美味しく食べるってのは人類の知恵の一つではあるんだけど、モチベーションを高める意味合いも多分にある。その意味では、このような現場で、被災者や現場で働く人たちに温かい食事を提供するってのは、何よりも大切なことではある......ってのは容易に理解できるはずなんだけど。
例えば震災時における、自衛隊員や警察官、消防隊員などの公的機関の人達の食事情景を思い返してみると、この点ではまったくもって、日本は遅れている感は否めない。いや、体制が整っているいないの問題では無く、感情的な部分で、食べる雰囲気が形成できないってのがある。自衛隊内での赤飯の話も良い例(日持ち・腹持ちが良いので採用されていたが、「めでたさを想定させる、失礼だ」との意見があり、採用除外となった)。
こういうところ、日本も見習って欲しいところ。緊急時対応している方々が温かいものを食べていると苦情が出るといった話が日本では多く見られる。一方で褒めて伸ばそうなどと、内実伴わない掛け声だけ大きい。
万の言葉より温かい飯を出せ。 https://t.co/hJHvnD4fc1
— タクラミックス (@takuramix) 2015, 8月 17
まったくだ。妙な精神主義が先の大戦で大いに害毒を流してから70年、残念ながらすたれていない。 https://t.co/rsVlbzmgr7
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2015, 8月 17
『温かい飯だと?冷飯食ってろ!』になるのって
1.現場を知らない(自分で動いた経験がない)
2.相手を人間だと思って無い
3.指揮管理の経験がない
の影響も考えたいですね。
作業効率にも影響があるとまで考えてないから詰れる。
https://t.co/Ox4TlG4ZLN
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 17
交代で飯を食え、休憩を取れ、という指示がちゃんと出せるかどうか。
先の見えない作業だったり、何時間後かに頭のしゃっきりしたスタッフが必要だったりする時に、緊急時だからと目先だけ考えて全戦力投入の愚を犯してはいないか。
休息も、それは十分効率的か。
考える習慣がないと出来ない。
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 17
そういうのもありましたね。外野が状況を把握せずに騒ぐのもどうかという感は有りました。RT @elecomu 赤飯なんてモロにそうでしたよね。腹にたまりやすいという利点をまるで無視して、「めでたい時に食べる赤飯を被災地で食うとは何事だ!」と大騒ぎ。
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 17
あの手の非難はそろそろ「このようなご意見がありましたが」で流して良い気がします @elecomu あの手の批判年々酷くなっていってるような気がするので、そのうち「栄養バランスの取れた糧食を食うのは、バランス欠いたのを食べてる被災者に対して失礼」とか言うアホがテレビでドヤ顔しそうな
— KGN (@KGN_works) 2015, 8月 17
どの国にでも、どのような場所にでも、一定量この類のノイズ的な意見はある。全体から見ればマイナス要因の方が大きくなるそのノイズを無視する、許容しない、捨て置くという社会的認識が必要なんじゃないかな。似たような話は新型インフルエンザが流行した際に、医療当事者に対しワクチンの類を優先配布することが決まった時、一部見識者や一部報道が逆切れしながら反対し、陰謀論を唱えたことを思い出すに、その類の「意見」、感情論的でしかなく非論理的・理知的な声こそが、社会全体にとっての本当の罪悪なのではないかな、と思わせる話には違いない。
対応者が温かい食事を摂ると文句が出る? その文句を社会全体の声として取り上げず、悪しき声として断じるようにしなきゃいけない。医療関係者に「飯を食ってる、寝ている暇などあったら俺を治療しろ」的な話と何ら変わりはない。正しい知識と情報を浸透させ、ノイズを大きくせずに消していく、そんな仕組みを作っていかないと、より効率的な対応ってのは出来ないよね。
コメントする