「念のため粉じん爆発について尋ねたところ、3社とも「考慮に入れていない」とのこと。普通に調理する分には心配しなくてもいい」即席袋めんの粉末スープはなぜ「火を止めてから」入れる? 粉じん爆発予防説もネットに 大手3社の答えは http://t.co/SYluDy3Cvf
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 17
袋めんの粉末スープの「火を止めてから入れる」は「香りや風味を飛ばさないため」。メーカー側からのおいしいラーメン作りのアドバイスとして受け止めておきましょう。
粉じん爆発ってのは名前の通り、大気中に舞った粉が爆発的な勢いで着火してしまうこと。粉の状態なら同じ質量・体積で大気に触れる面積が多くなるからね。で、6月に台湾で起きた粉じん爆発事故を受けて、袋めんやカップ麺の粉末スープについて、火を止めてから入れるとの説明は粉じん爆発を防ぐためだという噂が流れていたとの話。
よく考えてみれば、それが本当ならばすでにその類の事故は相応に生じているはずではあるし、悪用事例も起きていなければならない。けれどそんな話は聞いたことが無い。結果としては香りや風味を最大限活かすためのもの。味わいをよくするための工夫。
一応元記事ではYahoo!知恵袋の回答がトリガーとされているけれど、本当はさらに前にどこか別の場所での話がきっかけだったのかもしれない......って知恵袋のやり取りは6年以上前のか。ネタ話が発掘されて話題に登った形かな。
知恵袋やネイバーまとめの類は、情報を探すだけなら便利かもしれないけれど、その情報が確かなものであるか否かはまた別の問題だからねえ。まぁ、少なくともラーメンの類を食べる際には、そこまでの心配は要らないってことで。
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