しるくまカフェの「助けて」コラが再びTL上を賑わせ(左)、ネット上の情報はゾンビ的傾向もあるのだなと実感する金曜の朝。実際は 懐中しるこ「しるくまカフェ」千趣会から登場 http://t.co/EB7POkjDyp の通り右側の写真。 pic.twitter.com/tMSoJdcMq0
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 20
これは以前紹介した話ではあるけれど、またもやツイッターのタイムライン上に「ホンモノであるかのような説明で」出回ってきたので、解説も兼ねて。千趣会から期間限定で毎年冬場に発売される、最中に入った携帯おしるこ。普通のは単なる球の形をしたものだけど、今件ではクマの形に似せた最中を使い、しるこではなくしるくまとしている次第。お湯を入れる前後にざくざくとクマの皮の部分を砕かねばならないのがちょっとナニだけど。
で、元のパンフレットでは「カップに入れて」「お湯を注いで」「めしあがれ」となっていたのが、ふたばだか2ちゃんねるだかで「タスケテ...」「ヤメテ......ヤメテ......」と吹き出しの部分にコラが施され、それがそのまま出回ってしまう。他の部分は原典そのままなので、このセリフ回しが本物だと思ってしまう人も少なくない。コラとの説明が画面上にはどこにもないのだから。
まぁそこまで過敏になる必要はない、面白ければいいじゃんとの意見もあるかもしれない。ただ、そのオモシロ感が単に「面白いね」だけで終わればいいんだけど、正しい情報の確認に支障をきたしたり、該当者(今件ならば発売元)にマイナスの影響を与えるリスクが多分にある以上、しっかりとした正しい内容を伝えねばならないと思うのだよね。
困ったことにこのコラージュ、半年ぐらいの期間で定期的にホンモノ扱いされて流れてくる。多分この写真部分だけがあちこちに転載されてぐるぐる回っているんじゃないかな。まるで流れるプールみたいに。ぺたりと「こらはコラです。ホンモノはこちら」的な画像を創っても、その加工前のコラ画像のみが相変わらず流れてしまうので始末が悪い......
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