ツイッターでの成りすましアカウントが一斉出現の件

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全体像そのものはツイッターのシステム管理側でないと把握できないので今件が本当に一斉出現なのか、たまたま当方の認識可能領域内のみでの話なのかは不明だけど、どうもリアルタイムサーチで調べても、ツイッターの成りすましアカウントについて、高い頻度の出現が昨日から今日にかけて起きているらしい。

成りすましをした当事者が暴露したわけでも質問に答えたわけでもないので、思惑は不明。@のあとのアカウント(ID、アルファベット表記部分)そのものは別物で、ハンドルネーム、プロフィールアイコン、プロフィールをコピーした、まったくの別人のコピー的なツイッターアカウントが続々登場している。

フォロワー数の多い人がターゲットとなりやすい、アカウント(ID)そのものは文字の出鱈目打ちだったり複数の単語の組合せなどスパムな話にありがちのもの、コピーしたマスター側のアカウントのフォロワーを次々にフォローして「フォローしました」のシステムメッセージを送って相手に誤認させてフォローされる=フォロワーを増やすのを目論んでいるらしい、壁紙のコピーは難しいようで壁紙までは真似ができていないなどなど、ある程度の法則性が確認できる。

ハンドルネームはいくらでも変更できるので、同じことを繰り返せば、規則性やら属性の統一性は別として、フォロワーを増やすことは可能。ある程度フォロワーがたまれば、それは価値あるアカウントになるから......という感じかな。マクロを組んで一連の行程をこなすことができれば、自動でお小遣い稼ぎができる次第。

昨今はお絵かき系のアカウントが凍結されてサブアカウントを創って活動する話が相次いでいるので、ハンドル名が同じならアカウントが別のものでも同一人物かな、と思ってしまう環境ができているのも一因なんだろうな。


偽アカウント発見の場合における、システム側への通報の仕方はこんな感じ。ただ、単なるなり切り的な演技としての遊びアカウントの場合もあるし、商用的に用いている当人自身のbotの場合もありえるので、通報があればすぐに削除ってわけではなく、色々と精査が行われる。簡単に通報即削除なら、偽アカウントを創った側が速攻で通報して、マスター側を削除要請しちゃうもんね。

これ、第三者の通報なら比較的楽なんだけと、成りすましされた本人の通報の場合、身分証明ができる公的機関発行の書類データを送れとか、この時代で無茶なことを言い出すんだよね。そのような請求を求める気持ちは分からなくもないけど、事実上は無理。

まぁ、第三者からの通報が相次いで、システム側がちゃんと仕事をしてくれるように願うしかないかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月24日 06:24に書いた記事です。

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