今回の中国発の大恐慌の原因について:
・中国株の暴落は直接的な引き金ではない
・問題は数日前に行われたドル-元の固定レートが引き下げられた事
・中国は政策によりドルと元を固定相場にしていた。買い支えていた。
・ところがバブル収縮に伴い資金が尽きたため、買い支えを解除
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2015, 8月 24
今回の中国発の大恐慌の原因について:
・元-ドルが固定相場だった頃には、「ドルを利回りの高い中国元に換金して運用」するだけで金利がついた。
・当然固定相場なのでノーリスク。大量のドルが中国元で運用される。
・それがいきなり、通告なく、固定相場のレート変更が行われた。
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2015, 8月 24
今回の中国発の大恐慌の原因について:
・このため、「今後も通告なくレート変更が繰るのでは?」と市場は疑心暗鬼に。
・当然、ドル建ての資金は逃避。元から換金される事に。
・元から換金されるので当然、中国株価市場からも資金が逃避する。
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2015, 8月 24
今回の中国発の大恐慌の原因について:
・その余波で為替レートが狂ったので日本にも影響が。ドル円のレートが一気に変動。
・また、中国株の下げに伴いNY相場も下げる。(元のレート変更が影響?)
・そのため日本株が下げる。円高が追い討ちとなってパニック相場に。
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2015, 8月 24
どうも似てるんだよなあ。リーマンショック直前の「スワップ金利でアホでも儲かった」「日本が0.25%の利上げ決定」で「ドル、ユーロ、ポンドが3割安になった(何週間かかけて)」頃合と、今回の中国の固定相場で儲かるシチュエーションというかメカニズムが。
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2015, 8月 24
ここ数日来続いている世界的なリスク資産からの回避性向。先日までの人民元レートの強烈な変更や、中国市場における株価の変動に対する強引な規制に対する反発、それらを見た中国経済における不安の高まりなどが主な起因で、ネタとしてThe Great Wall of China(万里の長城)ならぬThe Great Fall of China(中国の大下落)との言い回しも出てくる始末。
他にも色々と起因・要因はあるんだろうけど、主要因はこれに間違いない。その説明として興味深い切り口、まとめがあったので覚え書き。どこまでが正しいのかは後程精査する必要があるし、市場・経済動向をがっつりと完全に説明する考えなどどこにもないのだけどね。
個人的にはむしろ少し前の、スイスフランの為替動向とその波瀾が想起されるんだよね。【歴史に残るんだろうな...スイスフランの暴騰ぶりがリアルに分かる映像群】とかね。
「株が下落して嬉しそうな人」
「株価が上がったとき庶民には関係ないと言ってたのに下がったとき騒ぐ人」
「世界同時株安なのにアベノミクスのせいにする人」
経済や市況についてよくわからなくても、こういう人がインチキだとわかれば大丈夫。
— 剣呑な父さん (@toripan2) 2015, 8月 25
.@39tomoya 真面目な批判者は怒ってるはずです。アベのせいで日本経済ボロボロにされていると思ってるなら怒ってなきゃおかしいです。株価下がって喜んでる人は、経済なんかどうでもいいんです。安倍総理が嫌いだから批判材料ができたら嬉しいだけの人ですね。
— 剣呑な父さん (@toripan2) 2015, 8月 25
ここ数日来、そしてしばらくさらに続くかもしれない市場の混迷は、良いリトマス試験紙になるでしょう。「これだから今の『日本の政策』は」と、日本のみに責を求める意見があれば、「この人は経済を知らない」「周辺環境を認識していない」「単に日本を叩けば何でもよい」と判断すれば良いのですから。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 25
国民が不幸になっても敵失とみなせれば大喜びみたいな連中はちょっとな...。
— うなぎ(steel_eel) (@dancing_eel) 2015, 8月 25
IPOやファンド、不動産周りの仕事が多い自分としては、今回の株安で周りの雰囲気がまたアベノミクス以前の砂漠に水を撒くような暗く、活気の無い、やり場の無い苛立ちで皆が刺々しい空気に戻ってしまうんだろうかと考えたら結構ツラい。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2015, 8月 25
で、今件の下落相場はどう考えても中国がトリガー(ラノベのタイトルみたいだな)であり、日本の政策や政治動向とは無関係。そりゃ2009年秋からの3年半の時期のように、他市場が押し並べて堅調な中で、日本だけコケていれば話は別なんだろうけど。今件のような状況をもってして、日本の施策が悪い、さらには日本の経済のかじ取りが世界の景況感を云々と言い出すようなら、その人の経済センスは皆無であるか、情報収集能力が残念なレベルか、それとも単なるアジテイターと見るのが無難。
'日本経済が、非常に厳しい状況であることが、マーケットによって示されているのではないかと思う'「アベノミクスの限界露呈では」 細野・民主政調会長 http://t.co/HC0uXau0Oy
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 8月 25
......まぁ、その程度の人物であったということで。
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