写真詐欺の実例。撮る角度にもよるけど、1枚目は、望遠系で遠くから、2枚目は広角、機体をかなり離れて等間隔においてるはずなのに、こんだけ機体を密集しておいたように見える。これ、人にも使えます。 pic.twitter.com/eTBMk2vwG0
— kuni@い~ぐるたん (@TAKACOOL) 2015, 8月 30
@take_isi ぶっちゃければそうなのです。本来は撮影技術の違いです。圧縮効果を一般にわかりやすくするために詐欺という言葉を使いました。
— kuni@い~ぐるたん (@TAKACOOL) 2015, 8月 30
@yuki_tooru 圧縮効果です。本来は、写真を撮影においてかっこ良く見せるために使う技に過ぎませんが、まあ、人に使うとね(ry
— kuni@い~ぐるたん (@TAKACOOL) 2015, 8月 30
当方は実経験や他の歴史上の写真を見た上で、経験則として知っていたのだけれど、こうやって説明されるとなるほどなと思わせる話。要は、コラージュやらの加工細工をしなくても、撮り方次第で写真で与える印象を随分と変えることができるという話。先行する記事でもちらりと触れている、脳内の情報補完効果ってのも用いているのだろう。
上記の例なら実在している機体数に変わりはないし、何らおかしなコラージュはしていない。けれど左側の写真は機体がぎっしりあるように見えるし、右は随分と閑散とした場所でちんまりとしかいないように見える。
これ、「圧縮効果」っていうんだな。名前自身は初めて知った。オマケのフィギュアなどを撮る時にもカメラを接する形で撮影することにより、ぎっしり感を持たせたり、さらにはアングルを調整して大きく見せるようにするってのは、見栄えを良くするためによく行う手法ではある。
同じ被写体でも焦点距離によって見え方が違うという一例。キヤノンの APS-C 機で、短い方から順に 100mm、150mm、200mm。「おでこ」を見ると、望遠レンズの圧縮効果がまるわかり pic.twitter.com/0ZmyjqrdGI
— 井上孝司 (@kojiinet) 2015, 8月 30
これも屋外写真を撮る時にはよくある話。同じ造型を撮っているはずなんだけど、随分と印象が違ってくるんだよね。この辺りは勉強を積んだ上で経験を重ねていくしかないんだろうなあ......。
気を付けねばならないのは、このテクニックを悪用して、写真に妙な意図を持たせてしまう事。純粋に商品紹介とかならともかく、ね。印象操作が発覚すると、写真そのものの信ぴょう性が吹き飛んでしまうのだよね。
コメントする