Windows10にアップグレードする人、しない人

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■Windows 10に「当面アップグレードしないが興味はある」が約4割

新しいOS「Windows 10」が7月29日にリリースされて数日後に、Windowsユーザーに状況を聞いたところ、「Windows 10にアップグレードした」と回答した人は3.8%、「アップグレードする予定」の人は21.1%でした。最も多かったのは「興味はあるが、当面はアップグレードしない」で39.0%、「Windows 10にはアップグレードしない」(17.1%)まで含めると、現時点でアップデートする予定がない人は56.1%でした。


関連ソフトの対応やセキュリティの問題を考えると、OSはもちろん最新のものに差し替えた方が良い......はずではあるんだけど。昔と違って今はさほど「常に最新のOSでないと死んでしまう」ほどの問題は生じていない。

一世代、二世代前のOSでもセキュリティパッチの保証期間内ならオンラインアップグレードでセキュリティ上の穴を埋めてくれるし、そもそもパソコンは各種便利ツールを使うための道具に過ぎないから、そのツールが対応していなければ何の意味も無い。例えば仕事で某ビジネス系ソフトを使っていて、そのソフトがWindows10に対応していなければ、対応するまではOSを10にシフトするのは事実上不可能。

Win95や98、2000位はともかく、XPはギリギリアウト、MeはともかくとしてVista以降、7、8などは必要性がなければ現時点ではOSの最新版へのアップデートは必要ない。Vista(SP2)のサポート終了は2017年4月11日なので、最初にアウトになるとしたらVistaかな。

現時点ではソフトの対応度合いや安定性を考えると、ほとんどの人が躊躇しているってのも理解はできる。半年後に同じ調査をすれば、もう少しアップグレードをする人は増えてくるだろうけどね。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月22日 06:23に書いた記事です。

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