YouTubeのあるパターンの動画を見るたびにテンプレを送信する試み・・・(´ω`) pic.twitter.com/GJq5b6uChg
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) 2015, 8月 11
これまでにも何度か触れてきた、YouTube上の検索汚染の問題。検索エンジンGoogle......じゃなくて今はアルファベット社か、の傘下にあるのだけど、どうも本数そのものの底上げが一義的なようで、動画検索絡みの検索精度ははなはだ低い。著作権周りの申告に関しては、ダミーな申告でもざくざくと消してしまい、別の問題も起こしているというのに。
まぁ、それはさておき。先日の天津での爆発事故のような、突発的な事故や事件が起きると特に増大するのが、ウェブニュースや映像ニュースを盗取したエセニュース動画。盗取方法もさまざまなだけど、今回指摘されているのは、コンテンツのオリジナリティはほぼ皆無で、盗用した画像のスライドショー、あるいは止め画のみ、そして元記事の文章を自動音声合成ツールで流すか、あるいはテロップツールでテキストとして配信するだけ。
その類の動画を挙げているアカウントを観ると、大よそは同じ事を繰り返しているし、動画の解説にも「ラクラク儲ける」「儲けの方法教えます」的な内容だったりすることが多い。独自に開発した小銭稼ぎ的な発想なのか、あるいはその手法が悪質な情報商材として広まっているのか。最近では悪質系まとめサイトと連動している場合も多く、特に事件関連の資料映像が欲しい時には、検索の邪魔でしかない。
通報しても対応は鈍いし、次から次へと沸いてくるので、検索の精度は下がるばかり。厳格な対応を願いたいものだけどね。
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