別の視点から見た日本国債の保有者比率(2015年Q2まで)

区分などが本家サイトで紹介した、「主要部門・取引項目残高表」のとは少々異なるのだけど、こちらもこれはこれで分かりやすい。でも区分が違うので本家サイトの記事で合わせて掲載すると混乱するなぁ......ということで、こちらで覚え書き的に紹介。本来は上書きスタイルの更新にすべきなんだけどMovableTypeって掲載月が変わるとURLも変わるのでアウト。で、昔の記事はそのままにしておいて新規に書き起こし。

状況としては赤で囲った部分、中央銀行つまり日銀と、海外の動向2つをチェックしていけばいいかなあ、と。特に日銀は2014年第1四半期で「保険」を抜いて最大シェアの座を占めて話題に登ったけど、それ以降もじわりとシェアを高めている。「異次元緩和」で国債購入を積極的に行った結果が表れている次第。2015年第1四半期には1/4を超え、さらに増加中。本家でも言及しているけれど、直近四半期は他の部門が売り払った分を日銀が吸い取り、さらに総額増加分も買い取った形。

政治と財務関連は、昨今では報道のみを鵜呑みにすると痛い目にあうことが多くなってきた(書き手のスキルがアレなのか、報道側の思惑・意図が強く出るようになったのか、それとも元からなのか......。まぁ、危機感を煽った方が生物心理学の上では注目を集めるわけだからね)こともあり、一次ソースを当たるクセをつけねばな、と思う今日この頃。