スマホ疲れの件あるけど、スマホ=LINEなんだよね。中身見てみるとSNSに疲れてる感じはするけど、別にスマホ疲れではないよな。
— YAMA氏 (@YAMAyamaYAMAppp) 2015, 9月 11
スマートフォンの利用のし過ぎでストレスがたまったり精神的に追い詰められたり体調不良に陥ったり......色々な調査結果でそれを否定できないデータが出ていて、概してスマホ疲れ的な言い回しがされるのだけど、その多分はソーシャルメディア、特に高校生などに多いことを考えるとLINE疲れがニアリーイコールという話は同意が出来る。
まぁ、他にも某アイドル育成系ゲーム疲れとか、ニュースアプリ疲れとか、陣地取りゲーム疲れとかもありそうだけど、良く思い返してみれば、それらのアプリを利用し続け過ぎて「疲れてしまった」との話はさほど耳にしない。
結局のところ、コミュニケーションツールとしてのLINEの利用の多用に疲れている感じはする。
思い返してみると、数年前は電子メール疲れという言葉が多用され、国内外を問わずその問題の深刻さや解消法が論議された。そして日本に限った話だけど、数年前まではmixi疲れ(足跡問題とかね)、そして今はスマホ疲れというかLINE疲れ。人とつながることが容易になり、リアルタイム性がアップして、便利になったのはいいのだけど、その環境にひとの精神が追い付けない状態にあるという感じ。
相互監視社会的な雰囲気とか、プライバシーエリアの侵害というか、自分の部屋にいてもいつもどこからか監視されているような状況の誤認とか。安らげる時間、空間が無いような。応対だけで時間が過ぎてしまうような。そりゃ疲れてしまっても仕方がない。
@Fuwarin このあたりの疲れには本来空間や時間軸から切り離されるべきネットワークコミュニケーションツールに対して現実世界の決まり事を常識のようにローカルルール化して押しつけられる点にあるのではないでしょうか(既読管理や深夜帯の送信批判等)。
— 島風 那智 (@nachi_shi) 2015, 9月 11
まぁ、大体指摘の通り。時間差などが無い、普通の、これまでのコミュニケーションとはまったく違うタイプの手法であるにも関わらず、既存のルールまで該当させてしまっているから、無理が生じる事になる。
電子メールの際の電子メール疲れの解消法の一つとして、自己ルールを策定して一定時間・間隔でしか使わないというのがある。30分おきにメールチェックをするような体制では気が休まらないし他の作業にも注力できない。一日一回とかに制限すると、あっという間にこの問題は解決できる。
スマホ疲れ≒LINE疲れもそれと同じ手法で解消できるはず。だって考えてみれば分かる通り、24時間常に電話がかかってくるかもしれないし、かかってきた電話には即時応対しなきゃならない状況と同じ......と説明されたら、その異常性は理解できる。mixi疲れだってそもそもの主要因は「相手がアクセスしたことが確認できる『足跡』が問題」(相手がアクセスした≒すぐに返事が来るはずだ、と誤認してしまう)だったのだからね。
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