「名義を貸して...」「代わりに買って...」などと持ちかける不審な電話は詐欺です!-古銭の購入に関連した詐欺的トラブルにご注意!- http://t.co/aG8UUF7h8V pic.twitter.com/nIiNJtjlMJ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 3
典型的な手口では、業者から古銭の販売に関するパンフレットが消費者に送られ、その前後に別の業者を名乗る者などから電話があり、「古銭が買えるのはパンフレットが送られた人だけ」などと言われ、「名義を貸してほしい」「代わりに買ってほしい」などと持ちかけられます。
消費者が名義貸しを承諾すると、その後「名義を貸した行為が違法になる」などと言われ、違法行為を免れるためなどという理由で、お金を宅配便等で送るように指示されます。指示通りにお金を送った後、業者と連絡が取れなくなるなどのトラブルが発生しています。
「名義を貸して...」「代わりに買って...」などと持ちかけてくる不審な電話は買え買え詐欺の手口です。こうした電話があっても相手にせず、すぐに電話を切ってください。また、どのような名目であれ、宅配便等でお金を送付するよう指示することは全て詐欺の手口です。業者から宅配便等でお金を送付するよう指示されても応じないでください。
購入を代行させる手口は金融商品を中心に山ほどあるのだけど、パターン的には変わらず、その対象商品が古銭になっただけの話。この類の犯罪ってのは勢力ベースで行っていたり、マニュアル化・テンプレ化されているから、パターンが大体踏襲されている。一度味をしめると同じ事を繰り返すし、その旨みはあちこちに伝播される次第。
古銭の場合はその付加価値を知っている人が多いこと、価値があることが認識されていること、真面目な取扱業者が相応にいることなどから、耳を傾けるハードルが低いってのがポイントとなる。
元々知らなかった人が代わりに買ってとか名義を貸してとアプローチしてくる時点でアウトなんだけど、書かれている古銭の内容とか会社の概要とかを精査すれば、そのパンフレット自身が如何わしいことはわかるはずなんだけど......まぁアレだ。精査をしないような属性の人達が対象なんだろうな。
ともあれ。この類のパンフレットが投函されていたら要注意。何らかのアプローチがなされる可能性があるからね。
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