東京都「ヘルプマーク」の普及推進を強化 http://t.co/wkNjQjU0E9 @PRTIMES_JPさんから pic.twitter.com/2Kvh4tWbB9
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 4
東京都福祉保健局では、主な会場である国営昭和記念公園内において、ヘルプマーク・ヘルプカードの展示ブースを設置し、災害時等における支援が必要な方への配慮方法等を紹介しました。当日は、あいにくの雨模様でしたが、熱心に展示品を見る方や質問をされる方も多く、都民のみなさんの防災意識の高さが伺えました。
東京都は、今後も様々な機会を通じてヘルプマークの普及を図り、全ての人が支えあいながら、共に生活する社会の実現を目指します。
プレスリリースとしては珍しく、今後のイベントの話や直前の開催事業の結果報告ではなく、中期的な事業報告と今後の方針の確認みたいな感じの話。以前【外見からは分からないけど配慮がほしい・十字とハートのヘルプマークとは】でも伝えた、東京都の施策の一つである「ヘルプマーク」の啓蒙活動について。コンセプトとしては初心者マークに近いのだけれど、対象が「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方々」、つまりパッと見、外見からでは助けが欲しい人とは判断が付きにくい人の、意志表記用の印。
これ、以前の記事でも触れたと思うのだけど、経験者だから分かるのだけど、当事者が一番つらいんだよね。傍から見れば普通の人、健常者と同じだと、実際に難儀していても配慮されることがないどころか、怠惰とかつらそうなふりをしているとの認識をされてしまう。それが嫌だから、つい無理をしてしまい、状況が悪化したり、疲労が酷いことになる。当方が難儀していた時に、このマークがあればなあ、とつくづく思う。
赤地に白抜き、十字とハートで、何となく分かるってデザインも素晴らしい。けれど意味を知っていればより明確に状況を認識できる。もっともっと多くの人に、ヘルプマークの存在を知ってほしいな。
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